【アナコラム】太田英明「超アナログ人間」

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!

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▼5月30日配信号 担当
太田英明アナウンサー

はい、どうも、いつも大変お世話になっております。文化放送の太田英明です。突然ですが、あなたの苦手な科目、教科はなんでしたか。私の場合、圧倒的に、算数・数学でした。
高校1年までの数学は、何とかギリギリでついていけたのですが、高校2年になって、微分・積分が入ってくると、全く分からなくなり、ついていけなくなりました。

高校2年の時は、数学の試験は、常に30点を下回り、毎回、追試を受けておりました。追試を受けるメンバーは、いつもほぼ一緒なので、同志的結束で、仲良くはなりましたが…。

100点満点の試験で、2点という点数を取ったこともあります。実は、これは先生の採点ミスで、本当は0点なのでした。いつもは、例え点数が下がろうとも、採点ミスがあれば正直に申告する私でしたが、この時ばかりは、さすがに先生に申告は出来ませんでした。

今でも数字は苦手で、ちょっと難しい数字のデータなどがあると、脳内に白い濃霧がさ~っと立ち込めたようになり、思考がフリーズしてしまいます。

その他、今、苦手意識を感じているものは、デジタル、IT関連のものです。これは、かなり重症な苦手意識です。

苦手意識があるので、デジタル、IT関連のものには、出来るだけ触れないようになり、その間、技術の進歩があってついていけなくなり、ますます苦手意識が強くなる、という悪循環に陥っています。

例えば、この文章はパソコンで打ち込んでいますが、未だに片手で打ち込んでいます。
スピードは極めて遅く、人の何倍も時間がかかってしまいます。
Word、Excel、パワーポイントなど、まともに扱えません。
X、Instagram、Facebook、YouTubeなど、SNS上での発信はしていません。していません、というか、正確にいうと、出来ません。やり方が分からないのです。

こうして書いていると、自分でも、とても情けなく、恥ずかしくなってきました。
これからの世の中、ますますデジタル化が進んで行くものと思われますが、このままだと完全に置いてけぼりになるのは間違いなく、強烈な焦燥感を感じます。

他人様に迷惑を掛けてしまうこともあり得ることを考えると、何とかしなければならないと思う、今日この頃なのでした。

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