
大竹まこと「小売の地域性みたいなものが壊れていってしまう」米価高騰と老舗米穀店の廃業
お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月9日の放送では大竹が米価の高騰により廃業した米穀店に関する毎日新聞の記事を取り上げた。
記事によると、廃業した創業80年余の米穀店は、この一年で卸売業者からの仕入れ値が急激に上昇に耐えきれず赤字となり、規模の大きな卸売業者に事業譲渡することを決めたという。
大竹まこと「お米屋さんは地域で深い関係性のあったところほど潰れている。街の弁当屋さんもすごく潰れているんだってね。正直弁当にしても今は大手の安い弁当に勝てないじゃない。都会でも大手しか生き残れないシステムになっているから、居酒屋さんも喫茶店もピザ屋さんもチェーン店になっているわけで……このままでいいのかなと。小売の地域性みたいなものがどんどん壊れていってしまう」
阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子「お世話になっている小売店、専門店、歴史があるお店がどんどん畳まれるのがなんとも切ないですね。それもあるからできるだけ地域のお店を使わせていただこうとは思っているんですけど、小さな助け合いではどうにもならないぐらいのところまできている」
大竹「小さなお店も薄利多売の細い商売ですよ。儲からないから子供に継がせられないと傾いていってしまうわけだよね。心配になるよね」
〈参考〉
「これでいいのか」 廃業した創業80年余の米穀店、苦悩と疑問
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