
「石破総理のお顔の皮膚は…」参院選の自民公約 経済の専門家とアナ意見交わす
6月20日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでMCPアセット・マネジメント チーフストラテジストの嶋津洋樹氏と、参議院選挙について意見を交わした。
郵政治家を長くやるとこうなってくるのかな
寺島アナ「自民党はきのう、参議院選挙の公約を発表しました。2030年度に平均賃金を100万円増やすと掲げ、短期の物価高対策として一人2万円以上の給付を明記しました。自民党は公約に2040年までに所得を5割増やし、GDP、国内総生産を1000兆円に引き上げると盛り込みました。それに向けた中間目標として、30年度に賃金100万円増を位置づけます。実質1%、名目3%の賃金の上昇を目指すと掲げました。また、短期で物価高騰下の暮らしを支えるとも強調しました。一人2万円を配り、子どもと住民税非課税世帯の大人に2万円を加算します。財源には税収の上振れを当てると。給付にはマイナンバーに紐づいた公金受け取り口座の活用検討するとしています。自治体を介さないため、給付に要する時間が短く、事務経費も減らせるとしました。スピード重視を強調し、消費税の減税を打ち出す野党に対抗します。自民党の公約はだいたいこういう感じですが、嶋津さんはどうお感じですか?」
嶋津「数字を掲げるのは決して悪いことではないので、目標値を掲げるというのは分かるんですけど、具体的にどういう感じで行くのかというのが全然分かんなくてイメージが描けないというのが一つと。後は、税収の上振れ分を活用って“壁”の問題の時って…」
寺島「そうでした」
嶋津(笑)「率直に皆さんそう思ってると思うんですよ。だから今回、2万円に対する批判が多いみたいなことがよく出てるんですけど、全員とは言いませんけど何割かの方は、やっぱりそこに疑問を、なんで今なの?っていうね。あのときなんでこの議論できなかったの?っていう話を、皆さん思ってるんじゃないかなと思いますね」
寺島「いや、石破総理のお顔の皮膚はかなり分厚いようでして」(笑)
嶋津(笑)「だいぶですよね。政治家を長くやると、やっぱりこうなってくるのかなっていうね、一つの形なんですかね」
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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