ゼレンスキー大統領が日本での演説を打診 その目的と内容、政府の回答に注目

ゼレンスキー大統領が日本での演説を打診 その目的と内容、政府の回答に注目

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ウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会でオンライン演説を行うべく政府へ打診してきた。3月17日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、これについて木曜コメンテーターでストラテジストの嶋津洋樹氏が、寺島尚正アナウンサーと共に話題を展開した。

嶋津氏「実現すれば資金面援助を訴える可能性も」

ゼレンスキー大統領は既にアメリカの連邦議会で「真珠湾攻撃を思い出してほしい」と発言したことも判明している。
寺島アナは同氏が打診しているオンライン演説の目的や内容に関心を示し、そのことに対して嶋津氏は次のように見解を話した。

「アメリカでもそうですが、イギリスでは第二次世界大戦の時のチャーチル(当時の大統領)の演説をもとにしたりシェイクスピアの名言が出てきたりしたようで、同情を買うというと変ですけれども、意識的にアピールできるようなことを盛り込んで演説していますね。(日本での演説の)目的は、日本だと防衛面でできることは限られているので、資金面などを含めてということだと思います。もし本当に(オンライン演説を)やるのであれば、そういうことを引き出すのに必要なことを演説するのではないでしょうか」(嶋津氏)

自民党の高木毅国会対策委員長は記者団に対して「日本はロシアの暴挙はあってはならないことだと強く訴えており、国会での演説を受け入れるのは日本の議会の思いが内外に発信されることにつながる」と述べた。

これらを踏まえ寺島アナは「演説では日本の話題ですとか、嶋津さんがおっしゃったように(シェイクスピアの名言のように)日本語を織り交ぜる可能性もあるということですね」と再確認し、嶋津氏は「そうですね。視野を広げるということですよね」とコメント。
演説の内容が気になって仕方なさそうな二人だが、ここで「まだ(オンライン演説の)OKを出したわけではないですよね」と寺島アナの冷静な一言。
嶋津氏は「OKするかどうかも実は注目されているところだと思いますし、もしOKが出た時にどんな話をするのかというところも注目されますよね」と同じく振り返り、静観する姿勢を見せた。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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