
「最も恐ろしい飛行機」「もう何でもできる」カンニング竹山がイラン爆撃の怖さを語る
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 6月23日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、イランを攻撃したアメリカの爆撃機について持論を展開した。
邦丸アナ「今日はどんな話題でしょう?」
カンニング竹山「アメリカがイランの核施設を攻撃して、世界中でこれどうなるんだって、いろいろ問題になっております。バンカーバスターっていう、アメリカしか持ってない地下に潜る爆弾を撃ったんですけど、このバンカーバスターという奴は、B2ステルス爆撃機っていうので爆撃したんですね。この爆撃機についてちょっとお話しようかなと思ってるんです」
邦丸「羽が大きいんですよね」
竹山「そうです。マンタみたいな形をしたステルス機。私は飛行機マニアで旅客機が好きで、戦闘機はあんまり好きじゃないんですけど、この飛行機はあまりにも特殊なものだから、皆さんにご紹介しようと思ったんです。
このB2は、基本的には2人乗りの爆撃機なんですよね。要は、爆弾を積んで飛んでいけるやつで、全部で13トンぐらい爆弾が積めるんですよ。今回のバンカーバスターもこのB2爆撃機でないと、他の飛行機は無理で、なおかつこれ核爆弾も積めます。
ステルスというのは要はレーダーにバレないんですね。その特徴は形にもありますし、あと特殊な塗料を塗っててレーダーに感知されないんです。皆さんは、よく羽根の下に爆弾ついてるような戦闘機、F15とか16とかを見たことあると思うんですけど、それだとレーダーにバレるんですよ。だから爆弾は機内に全部入れてるんですね」
邦丸「あ、そうなんだ」
竹山「他の爆撃機じゃなくて、なんでこれが飛んでいったかというと、今言った重い爆弾でも積めるということと、あとこの飛行機は飛べる距離がすごいんですよ。約1万キロぐらいだったかな。東京とニューヨークぐらいは、給油なしでぴゅーんと飛べます。なおかつ、この飛行機、何回も空中給油できるんですよ」
邦丸「今回のアメリカ軍の発表だと、何回か空中給油を受けてイラン上空に行ったんですね」
竹山「そうです。だから空中給油できるっていうことは、極端に言うとこの飛行機は、1回飛ぶと永遠に飛べるんですよ」
邦丸「ああ、そうなの」
竹山「なので、この飛行機は日本とかその辺には置いてないんです。この飛行機は全部、ミズーリ州のホワイトマン空軍基地っていうところにあるんですね。全部で20機か21機。ここに置いてても空中給油できるから世界各国に飛べるんですよね。今回もこっからイランまで飛んでってるわけですよね。なんでアメリカしか持ってないのかっていう話なんですけど、これ1機約21億ドルするんです。約3000億円。これだけ高いんで他の国も持ってない」
邦丸「持てないんだ」
竹山「それほどの飛行機ということなんですよね。これで爆撃してるんですけども、なんか…これを何て言うかな、認めちゃいけないっていうか、「すごい飛行機でしょう」って、本当は言っちゃいけないような気もするんですよね。だから、今、人類が持っている中で最も恐ろしい飛行機でしょうね。バンカーバスターという爆弾もアメリカしか持ってなくて、それをイスラエルが撃ってくれとずっと言ってて、トランプさんがGOを出して撃ったんですけど、これもB2爆撃機じゃないと持って行けなくて、なおかつ敵の上空まで行ってもレーダーで分からないから、近くから撃てるってことになるわけですよね。これを出したってことは、もう何でもできるじゃんってことになるわけですよね。
先ほども言いましたけど核爆弾も積めるわけですから。ミサイルだと迎撃される可能性もあるから、おそらくこのB2爆撃機が行って撃つということになるんですけど、だから、本当はこれが飛んでいくってことはあんまりいいことじゃないような気もするんです」
この後は、今回の攻撃の影響についてトークが白熱。9.11アメリカ同時多発テロや、ベトナム戦争との類似点など深堀りします。続きはradikoのタイムフリー機能でお楽しみください。
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