
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】もっと恐れなくてはいけないのに
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―7月4日(金)配信分―
子供の頃の母親との会話を今でも覚えています。夏休みに入ってソファで漫画読みながらだらだらしていると…、
「早く宿題しちゃいなさい」
「え~」
「午前中の涼しい時間に終わらせた方が効率いいわよ」
「…はーい」
そう。昔の夏、午前は涼しかったのです。25度くらいだったかなあ。暑くなっても27~8度。たまに30度以上になるとビックリしたものです。
それが今はというと毎日30度以上。去年は秋がありませんでした。今年は梅雨がありませんでした。日本に四季がなくなってきています。
各地で記録的短時間大雨情報が出ることも多くなってきました。
もちろん日本に限ったことではありません。
フランス、イタリア、ポルトガルなどヨーロッパで続く熱波。スペインでは46度を記録。
豪雨、干ばつ、山火事、サイクロン。スイスでは地滑りで氷河の一部が崩れて氷と土砂が村を飲み込んでしまうという…ショッキングな映像も飛び込んできました。
大丈夫なのか?地球!!
テレビを見ていると【暑い】【熱中症に気を付けて】と毎日同じ画面ばかり映し出されています。
先日、伊東四朗さんも突然熱中症になったとのことで話題になりました。
もちろん熱中症注意の呼びかけは大切なことですが、それだけでいいのでしょうか?
温暖化には人為的な影響も考えられます。森林破壊や都市化など…、では我々人間がどう活動すれば異常気象を助長しないで済むのか。
私たちはもっともっと恐れなくてはいけないのに。我々の子供、孫世代のために。
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