
【お天気気象転結】本格的な夏到来!また猛暑が続く!
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。
▼7月18日配信号 担当
伊藤佳子
明日から学校も夏休みに入り、いよいよ夏本番!…とはいえ6月中旬から30度超えの厳しい暑さが続き、もう暑さはたくさん、早く秋になってほしいという気もします。明日以降も各地で最高気温35度前後の猛暑が続く見込みです。引き続き熱中症にはご注意ください。
しかし、猛暑でも「夏の風物詩」を楽しむ方々は大勢いらっしゃいます。
例えば先週取材した「入谷朝顔まつり」と「浅草ほおずき市」。
入谷鬼子母神周辺で行われる「朝顔まつり(朝顔市)」では、午前中から気温35度を超え、熱中症警戒アラートが発表される中、皆さん玉のような汗をかきながら、でも楽しそうに「縁起物だから」「夏らしくてすごくいい」「毎年必ず来る、朝顔が大好きで血が騒ぐ」と朝顔を買い求めていました。売れ筋は4色咲き一鉢2500円。
「浅草ほおずき市」では、浅草寺の境内におよそ50店もの店が並び、比較的ご高齢の方がほうずきを買い求めています。こちらは風鈴付き一鉢3000円が人気のようでした。
どちらも暑い夏に元気な植物ですが、育てる農家さんは、6月の極端な暑さにご苦労されたそうです。朝顔はつるが伸び過ぎたり、花が早く咲き始めたり、ほおずきは猛暑で葉が焼けてしまったとか…。
ほうずき市のお店でも、大型扇風機を置いたり、水分・塩分補給、冷感スプレーを使ったりと暑さ対策をされていましたが、汗が止まらない暑さ。
そんな中、元気な明るい声でインタビューに答えてくれたお店の女性は「いくつに見える?」とおっしゃり「70歳ぐらい?」と言ったら「81!!!」とそれはそれは嬉しそうに答えてくれました。この日取材した中で一番嬉しそうな声。「若く見られる」…というのは本当に嬉しいものですよね!
さて、明日からの三連休、真ん中の7月20日が参議院選挙の投票日。
街頭演説を取材すると以前より人が減ったな…と感じます。猛暑のせいか、SNSで確認できるから集まらないのか、動員される人数が高齢化などで減っているからなのか…?
明日19日まで期日前投票もできます。投票に行きましょう!
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
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