古谷経衡「いかに杜撰で見通しが甘かったのかと」万博工事費未払い相次ぐ

古谷経衡「いかに杜撰で見通しが甘かったのかと」万博工事費未払い相次ぐ

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お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)7月14日の放送では大竹と作家の古谷経衡氏が、大阪・関西万博の海外パビリオン建設の工事費の未払いに関する東京新聞の記事を取り上げた。

大竹まこと「これは工事にお金がかかりすぎるぞとゼネコンが退いて、他のイベント会社が入ってきてその金額で受けますよと言った結果、受けてみたはいいもののあまりにも利益率が低くて二次三次の下請けには回すお金が無くなったと。随分と杜撰な感じがするけれども」

古谷経衡「もう最初の段階でおかしいとは思いますけれども。やはり建設現場や土木関係の現場では二次、三次、四次なんてことが常態化していて、支払金の未払いだけではなく払われていても遅延している、なんてことがよくあるとは聞きます。記事にあったように大手が敬遠しているようなイベント関係にはブローカーみたいなものが入ってくるわけで、国がやっている以上は保証はせんといかんと思うんですよね」

大竹「そうですよね。国と大阪がお金を出してやっているわけですから」

古谷「特別措置とか、補償補填という形でやるべきではと思うんですけれども」

大竹「裁判だって何ヶ月も先になったら倒産するしかないもんね」

古谷「裁判って普通は払ってない側が負けますから勝ちますよね。でも勝ったところで会社自体が解散して元請が何も無い状態だったらとれないですから、僕は大阪府なり国なりが未払いの金額に遅延損害金5パーセントをつけて補償するというのを速やかにやるべきだと思います」

大竹「こういうイベントって普通は業者が儲かるようにやるはずなんですよ。やればあちこちが潤っていくのが本来の姿なのに、逆になっちゃってるよね」

古谷「あまりにも好機を急ぎすぎてこうなったんでしょうね。当初の万博の計画というのがいかに杜撰で見通しが甘かったのかと。もっとちゃんと余裕があればこういうことは起きないと思うんですけれどね」

〈参考〉

万博の工事費は誰のフトコロに入っているのか アメリカ館でも未払いが発覚 下請け業者の怒りの矛先は

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