戦後80年。広島で平和記念式典。大竹が「平和とは何か」ゴールデンヒストリー出演の戦争経験者の言葉を紹介。

戦後80年。広島で平和記念式典。大竹が「平和とは何か」ゴールデンヒストリー出演の戦争経験者の言葉を紹介。

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8月6日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、読売新聞の「松井一実広島市長が触れた「ネバーギブアップ」、「ピカドン先生」が繰り返した言葉…80回目の原爆忌」で 大量の期限切れ前に 厚労省の弁解は」という記事を受けて大竹がコメントした。

広島は6日、80回目の原爆忌を迎えた。広島市中区の平和記念公園で営まれた平和記念式典(原爆死没者慰霊式・平和祈念式)には、被爆者や遺族、石破首相のほか、過去最多の120か国・地域の大使ら約5万5000人が参列し、犠牲者を悼んだ。被爆者の平均年齢は86・13歳と高齢化が進み、「被爆者なき時代」が近づく中、体験の継承が喫緊の課題となっている。

式典に出席した国・地域は、米国や英国などの核保有国のほか、紛争当事国のウクライナやイスラエル、初参列となるパレスチナや台湾など。原爆投下時刻の午前8時15分、遺族が「平和の鐘」を鳴らし、全員で黙とうをささげた。

また、朝日新聞掲載の「【広島知事あいさつ全文】核兵器廃絶という光へ 這い進もう」から一部抜粋してそちらも、紹介した。

「このような世の中だからこそ、核抑止が益々(ますます)重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに、戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要かもしれません。一方で、歴史が証明するように、ペロポネソス戦争以来古代ギリシャの昔から、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又(また)は心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。」

これを受けて大竹は次のようにコメントした。

大竹まこと「核抑止論で収まっていくのかどうかということをおっしゃってると思うんだけど、戦後80年ということで8月15日にこの局で特番があって、ちらっとだけ顔出してきましたけど、愚かだね人は。過ちを繰り返し繰り返し今日まで来てるわけだよね。この特番の収録した中に、その時使うと思うんだけど、金城さんという方が、この番組の中のヒストリー(編者注:番組内のコーナー「大竹発見伝〜ザ・ゴールデンヒストリー」)の過去作を4本ぐらい選んで、それを再放送しながら番組を進めたんですけど、その金城さんはヒストリーにお出になった後、2024年の2月に85歳で旅立たれたんですけども、その金城さんの残した言葉っていうのがありまして、それはこの番組の取材の最後におっしゃった言葉なんですけども、「朝起きて、歯を磨き、ご飯が食べられる。病院へ行ける。飲みたい時に水が飲める。これが平和です」と。豊かとか、温泉浸かって、どうのこうのとか一言も言ってないね。朝起きて、歯を磨いて、ご飯が食べられる。飲みたい時に水が飲める。それが平和。なんとシンプルで、なんとひそやかというか、静かというか、清貧というか、質素な考え方で私はすごいなあと思ったんですけども、これが平和ということで、今の時代とは違う、戦争が終わって家族を失った人が生き延びてきた言葉で結構重たいなと思っております」

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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