
【防災の日】文化放送は「関東大震災」の歴史の教訓を紐解き、皆さんと「防災・減災」の重要性を考えます
9月1日は「防災の日」。1923年9月1日に発生した関東大震災を教訓に、自然災害への防災意識を高めることを目的に1960年に制定されました。
文化放送では、大災害から得た教訓、「防災・減災」の重要性を、9月1日に以下の番組で特集します。
■『くにまる食堂』内 「きょうのアラカルト」のコーナー 午前11:10頃~
出演: 文化放送 報道スポーツセンター 石森則和記者
マグニチュード7.9の巨大地震が東京・横浜を壊滅させ、10万5000人以上が犠牲になった関東大震災。新聞や電話。電報などの情報が途絶するなか、「朝鮮人が暴動を起こしている」「井戸に毒を入れた」といったデマが拡散、自警団や民衆がデマを信じ、罪のない朝鮮人を襲撃して数千人が犠牲になりました。
実はこのデマ、口コミによってエスカレートしただけではなく、新聞などの活字媒体も煽るような書きぶりで広めていったほか、海軍省も、流言に基づいた情報を発信していたのです。
一方で、こうした暴動から体を張って朝鮮人を守った警察署長もいました。また政府は、この教訓から、新しい「メディア」の誕生を急がせたのです。
当時、流言飛語が広がった状況、それに関わったメディアの対応、その反省から「ラジオ」が生まれた経緯、そして現代のSNS時代におけるデマの例を挙げ、歴史の教訓を紐解きます。
■『長野智子アップデート』内「明日をアップデート」のコーナー 午後4時33分頃~
「関東大震災を体験した人たち」と題し、関東大震災体験者の声をお届けします。
今年は昭和100年ですが、実はかつて文化放送では、明治100年を振り返る特別番組が放送されていました。
1968年明治100年を振り返る企画として放送されたのが(明治100年シリーズ第22週)座談会「午前11時58分関東大震災に思う」です。
随筆家で渋沢栄一の四男である渋沢秀雄さん、作家の尾崎一雄さん、さらに国策パルプ会長の南喜一さんの三人が自らの被災体験を語っています。
『長野智子アップデート』では、この番組の音声をお届けしながら、102年前の今日発生した関東大震災がどんな災害だったのか、紐解いていきます。
関東大震災には、災害の2つの特徴があります。
まず一つは火災で亡くなった方が多かったこと、もう一つは流言飛語が飛び交ったことです。
朝鮮人、社会主義者が結託して革命を起こそうとしている。毒をもって火をつけている、といううわさが広がりました。
座談会に登場する南さんは実の弟が亀戸警察に拘束され、陸軍の兵士らに銃剣で刺殺されました。いわゆる亀戸事件です。南さんはこの事件をきっかけに人生を180度転換することになりました。
生々しく記憶をたどる3人の声を、ぜひじっくりとお聴きください。
そして南海トラフ地震、首都直下型地震に備えるヒントにしていただけたらと思います。
■特別番組『ラジオ災害情報交差点』
『おはよう寺ちゃん』内 午前8時46分~8時54分
出演: 文化放送 小宅世人アナウンサー
<文化放送 その他の防災関連番組>
■『防災アワー』(毎週日曜日 午前5時05分~5時15分放送)
「防災」を身近に、生活目線でわかりやすくお届けしている10分番組。
番組では防災に関する基礎知識や日頃の心構えや対策を伝えているほか、伊藤キャスターが取材した各地の防災に関するシンポジウムや展示会の模様をレポートし、その取り組みや課題なども紹介しています。
パーソナリティ: 伊藤佳子(文化放送記者・キャスター・気象予報士・防災士)
■「防災一口メモ」(平日 午前11時30分頃~)
もし災害に遭ったら、どの様に自分と自分の家族を守るか? 地震・火災・台風などの災害の多い日本を生き抜くために 予め知っておきたい事、いざという時にやらなければならない事 文化放送ではこれらを「一口情報」としてスポット放送しています。 いつ起きてもおかしくない首都圏直下型、南海トラフ地震など、人々が関心を寄せている災害を中心に、こまめな放送で、啓発に努めています。
文化放送では、放送を通じ日頃から防災・減災の啓発活動を行っているほか、放送以外でも、災害時には地域や他団体との連携、ネットワークを活かし、災害時にリスナーの、被災者の心に寄り添えるメディア、安心として、その役割を果たせるよう取り組んでいます。