
「賛成とか反対とかじゃない」カンニング竹山メガソーラー問題を語る
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 9月1日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、日本のエネルギー問題についてトークを繰り広げた。
邦丸アナ「カンニング竹山さんとお送りしています。さあ、ここはどんな話題?」
カンニング竹山「今日は防災の日ですので、日本の今のエネルギー問題を話してみようと思います。皆さん誤解のないように聞いてほしいんですけど、僕は推進してるとか反対してるとか、どっちでもなく、現状はこうですよという話です。このあいだ、あるインターネットの番組に出たときに、今一番、話題になっている釧路湿原のメガソーラーの問題について話し合いました」
邦丸「はい」
竹山「あれって、メガソーラーを建てようとしてるところは国立公園内ではないんですよね。国立公園から外れてるんだけども、でもやっぱりツルの問題とか野生動物の問題が起きています。あと、釧路だけじゃなく日本って、山の中腹の畑とかに大きなメガソーラーを建てて、それを「ダメだ」っておっしゃってる方は、雨とか降っちゃうと土砂崩れが起きて、そういうものって海まで繋がってるじゃないですか、その生態系が全部狂うんだという話もあって「作っちゃダメだ」って人もいるんですよね。
インターネットの番組でいろいろ話してみると、一番問題は何かっていうとエネルギーはやっぱりいるわけです。日本ってエネルギーがないから、太陽光であれ風車であれ、あったほうが良いわけですよね。だけど、自然エネルギーってまだ、どう建てるのか、どうやるのか、国としての方針がはっきり決まってないんですよ。だけど、建てる前に企業とかが利益目的のために先に進んじゃってる現状があるんです。企業は利益を上げることが仕事ですから、先にどんどん作ったり、それで土地を売って儲かる人もいたりとかいろいろするんだけど、それだけ先に進んじゃってるから、エネルギーをどうするかという問題の前に、環境の問題とか地元住民の反対の問題とか、そういうことが起こってるのが現状なんですよ。だから、一番大事なのは、国が自然エネルギーに対しての方針を早く決めないと、どんどんズレが起きて、みんなが賛成するような感じではできなくなってくるだろうということになってきたんですね。
あと、太陽光に関してはこれまた難しくて。もう1回言いますけど、僕は賛成とか反対とかじゃないですよ。今のままの太陽光パネルだと、どうしても捨てられないものがあるんですよ。あれって安全ではないんですね。あの中に入ってるのは、いろいろなものがあって、どうしても今の人間の科学では処理できないものがあるんですよ」
邦丸「パネルの中にね」
竹山「だから、パネルって大体15年ぐらいって言ったかな? それでダメになっちゃうから、そうしたときにそのゴミどうするの問題っていうのがある。そうならないために、今いろんなものを開発してますよ。やってるけど、まだ実用化までいっていない。実用化したところで、国の方針がまだはっきり決まってないから、それを手に入れた企業とかが、どんどん先に買収してやっちゃう。だから、さっき言ったように、いろんな問題が起こってますよね。
捨てられないものがあるというと、もう一個は原発ですよね。これも誤解しないで聞いてほしいんですけど、それをどうするかという会社が実はあるんですね。知らない人も多いと思うんですけど、原子力発電環境整備機構、ニューモというところです」
邦丸「ああ、なんか聞いたことあるね」
竹山「僕、ニューモの人と仕事で会ってニューモのYouTubeをやってるんです。だから、YouTubeやってるっていうと推進してると思われますけど、そうじゃないってことをまず言っておきたくて。そういうところに見学に行って皆さんに知ってもらおうというYouTubeなんですよ。何を知ってもらうかっていうと…」
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