【西武】西口文也監督インタビュー　渡邉勇太朗のプロ初完投を振り返る

――9月に入って4連勝がありました。久々に長めの連勝ができたという点に関して、チーム状況をどう感じていますか？
西口「本当に打線も勢いがあってよかったと思います」

――2アウトから得点が取れたり、1イニングに複数得点が取れた場面がありました。どんなところに要因を感じていますか？
西口「打線につながりがあって、みんな集中して打席に入ってくれたと思います」

――4連勝のなかで、渡邉勇太朗投手の初完投、初完封がありましたね。
西口「ここまで、それだけ長いイニングを投げていなかったということなので、僕も少しびっくりしています」

――ロッテ戦（9月6日、21回戦）でしたが、改めて渡邉勇太朗投手の投球を振り返ってみていかがでしょうか？
西口「ストライク先行で、どんどん勝負をしていけたところが1番よかったと思いますし、大きく投球が乱れることもなかったので、見ていて安定感、安心感がありました」

――渡邉勇太朗投手が「かなり休みが取れたのもよかった」とおっしゃっていたそうですが、その辺りはいかがでしょうか？
西口「中6日でずっと回していると、『そこまでの体力はないのかな』と見ていたので、勇太朗の場合は休ませながら登板をさせていたので、それがよかったんじゃないですか」

――西川愛也選手が1軍に戻ってきて、1番が固定されているという部分に関してはいかがでしょうか？
西口「そこも大きいと思います。出塁率というところで、いい1番打者ですし、下位打線がつないで愛也がランナーをかえすという理想的な展開もできていたので」

――9月の各選手の打率を見ると、外崎修汰選手が.429。滝澤夏央選手が.389です。打線のつながりにかなり貢献していると思いますがいかがでしょうか？
西口「貢献はしていますが、もっと早い段階からエンジンをかけてほしいです」

――今日から日本ハムとの4連戦です。今日の日本ハム先発、達孝太投手にはどんな印象を持っていますか？
西口「ほとんど打てていないです」

――達孝太投手に負けをつけさせないといけませんね。
西口「もちろんです」

――ライオンズ先発は髙橋光成投手です。重要な4連戦の初戦を任せるわけですが、期待のほどはいかがでしょうか？
西口「やはりカード頭は大事ですし、光成がどんな気持ちでマウンドに上がるのか、投球をしてくれるのかが楽しみです」

――現在、4位の楽天とは1.5ゲーム差という状況です。「今日からの日本ハム4連戦はどうしても勝ち越してほしい」と願うファンのかたへ、意気込みとメッセージをお願いします。
西口「一戦一戦、集中してなんとか勝ち越せるように頑張っていきます」

※インタビュアー：文化放送・長谷川太アナウンサー