
東急株式会社、長期循環型のビジネスモデルとは?
9月15日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、先週に引き続きゲストに東急株式会社 デジタルプラットフォーム室長の日野健氏を迎えて、DXを推進していく中で感じる課題や今後のビジョンについて詳しくお話いただいた。
文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「DXを推進していく中で感じる壁や課題はありますか?」
東急株式会社 デジタルプラットフォーム室長・日野健氏「関係者の中にある温度差を埋めて乗り越えていくことです」
HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「そういったところを、どうやって乗り越えているのですか?」
日野「相手の立場に立つということです。上手に相互理解が進むようにして動けないと、同じ会社の中でも、連携がうまくいかないというケースが起こってきます。でも、逆に一度うまくかみ合い始めると、お互いにそれを学びとして捉え始めて、連携のコツみたいなものがどんどん生まれてくるというのも一つの気付きであったりします」
小椋「そこが、難しいポイントでもあり、面白いポイントでもあるわけですね」
甲斐「今後のビジョンについて教えてください」
日野「長期循環型のビジネスモデルです。当社グループの成長というものは、街の成長とともにあると捉えています。エリア価値の向上が企業価値の向上にも繋がると考えています。エリアの成長と事業間のシナジーを生み出し、そこで生まれる利益を、再度、エリアに再投資していく事で、持続的な企業価値向上を実現する。これが、私たちが申し上げる長期循環型ビジネスモデルです。その実現を進めていきたいと思っております。ただ、街も確実に変化していきますし、新しい施設やサービスも登場します。お住まいの方・訪問される方達も変化していきますので、それを的確に捉えて、継続的に寄り添っていくには、デジタルの力が重要になっていくと思っています」
小椋「最後に東急の魅力についてお聞かせいただけますでしょうか?」
日野「お客様やステークホルダーの皆様に対して、当然ではありますが、特に従業員も含めて、“人に温かい、人を大切にしていきたい”という風土じゃないかなと思っています。そこから生まれていくいろんなサービスには、たとえデジタルであっても、なんか人の温かさが通う、そんなものにしていけたらな、というところがあります。ぜひそのあたりも一つ、見守っていただけたらうれしいなと思っております」
「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報

HENNGE presents BIZ-TECH Lounge
月 20:00~20:30
クラウドセキュリティサービスを提供するHENNGE株式会社の小椋一宏が、様々な企業からゲストを迎えながら、これからのITについて幅広く議論を展開するビジネス番…