
ビートルズの仕掛人「川口技研 presents 久保純子 LIFE JOURNEY」
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研 presents 久保純子 LIFE JOURNEY』。
毎回素敵なゲストをお迎えしてお送りいたします。
テーマは「オトナLIFE」
第25回 9/21の放送を終えて
今週は、音楽プロデューサーの高嶋弘之さんにお越しいただきました。
高嶋さんといえば、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんのお父様。
また、ビートルズの一大ブームを作り上げた方でもあり、初期の楽曲の邦題は、ほとんど高嶋さんが考えたそうです。
タイトル=キャッチでなくてはいけないと言う高嶋さん。皆が皆、英語がわかるわけではないので、歌詞を想像して、聞いている方々のイマジネーションを広げられるタイトルにしているのだとか。原題『I Want To Hold Your Hand』は、「手を握りたい」ではなく『抱きしめたい』というタイトルにされました。高嶋さん曰く、ご自慢のタイトルだそうです。
原題『Ticket to Ride』は、『涙の乗車券』というタイトルにされましたが、高嶋さんは「今でも、歌詞を読むと『涙の乗車券』がピッタリ」と、お話いただきました。
イギリスの音楽が日本で売れる経験をしていなかった時代の、プロデュースの仕方について伺いました。
当時、話題作りのために、高嶋さんは「えらいことになりました!」と、銀座の服屋に飛び込んだと言います。続けて「実は、イギリスでビートルズというとんでもないグループが生まれました。襟なしのスーツを作ったら売れると思います」と、はったりをかましたそうです。すると、服屋の社長は大丸系のデパートで、全国で売り出してくれたそう。さらに、30着を無料でくださったのだとか。そこで、営業マンと宣伝マンに着せて、銀座4丁目などの盛り場を、ビートルズのジャケットを持って歩いてもらったそうです。また、従業員の若者15人くらいをマッシュルームカットにし、女性セブンの記者に来てもらい、「東芝全社員、ビートルズカット」といった記事を作ってもらったそうです。
高嶋さん、発想が飛び抜けています〜
次週も高嶋弘之さんにお話を伺います。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 ロング・トール・サリー / 1966カルテット
【高嶋弘之さん選曲】 いつくしみ深き(賛美歌第312番) / エラ・フィッツジェラルド
(文/スタッフC)
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この記事の番組情報

川口技研 presents 久保純子 LIFE JOURNEY
日 9:00〜9:30
久保純子がお送りする日曜朝の30分、オトナの「LIFE」をテーマにお送りしていきます。 タイトルは「LIFE JOURNEY」毎回ゲストをお迎えしてこれまでの…