スポーツの秋には運動してきのこを食べて、生活習慣病予防や睡眠の質を上げていこう!

スポーツの秋には運動してきのこを食べて、生活習慣病予防や睡眠の質を上げていこう!

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野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて身体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。

今週は、岡田医院 院長の岡田有史先生に「運動サポート」というテーマで話を伺った。

やっと夏の暑さが落ち着き、運動もしやすい気温になってきた。スポーツの秋とも言われるこの時期はやっぱり運動しておきたいところだ。気温が下がってくると、人の体は体温を維持するためにエネルギーを使うため、基礎代謝が上がる。基礎代謝が上がるとエネルギー消費量が多くなり、体脂肪が燃えやすくなるというメリットがある。

子供では成長や発達、大人でも心身の健康の維持のためには運動が必要不可欠。秋に運動を始めることは、生活習慣病予防や睡眠の質を上げることにもつながる。運動を日常的に行うことにより、高血圧や糖尿病などのいわゆる生活習慣病の罹患率や死亡率が低くなることも報告されており、また運動することにより体が疲れることで、寝つきがよくなる、眠りが深くなるなど睡眠の質の向上も期待できると良いことづくめだ。

では、食事や栄養素面では何に気を付ければよいのか。

邦丸「岡田先生、食事や栄養素ではどんな点に気を付けると良いでしょうか?」

岡田「運動するにあたって普段の食事はとても大切です。日本人は3大栄養素の中ではたんぱく質が不足しやすい傾向にあるため、運動して体力や筋力を維持するためにもたんぱく質は意識して摂るようにしてください。また、他に意識していただきたい栄養素としては、ビタミンがあります。ビタミンB1・B2は、糖質・脂質を代謝に関わることで効率的にエネルギーを生み出します。またビタミンDは、以前はカルシウムの吸収を促し、骨を丈夫にするためのビタミンと認識されていましたが、近年では骨以外にも筋肉や免疫力にも関係することがわかっており、ビタミンDが不足すると高齢者では転倒することが増えたり、風邪などの感染症のリスクが上がるという研究結果もあります。今ご紹介したビタミンB群やビタミンDが豊富なきのこを継続して食べることで、体重・体脂肪率が低下し、筋肉量は維持できたという研究結果もあります。それに加えて大切なのは「食物繊維」です。食物繊維は炭水化物の1つで、吸収されないためエネルギー源にはなりませんが、腸内細菌の栄養になります。腸内細菌も近年、生活習慣病をはじめ様々な病気への関係が明らかになっていて、かなり注目されています。きのこの中には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がバランスよく豊富に含まれていて、腸内細菌を介して便秘の解消や生活習慣病予防にも期待できます」

邦丸「きのこを日々の食事に摂り入れてしっかり栄養を摂る。で秋の運動サポートもできるというわけですね」

「くにまる食堂 ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」は毎週火曜日朝11時半ごろ、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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