
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】無言の帰宅
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―10月3日(金)配信分―
水曜日のゴールデンラジオで時間がなくて話せなかったネタをここで。
ネット上で【無言の帰宅】というワードが話題になりました。報道用語?慣用句?と言うのでしょうか。
亡くなったことを婉曲的に表現する言い方。御遺体が無事自宅に戻ることを意味します。これを
「無事に帰ってきたのに何もしゃべらない」
「とりあえず帰宅してよかったですね」
と受け取る若者がいるというのです。そうかぁ。テレビを見ないせいかこういう言い回しを耳にする機会がないのかもしれません。
【身内に不幸がありまして】との報告に対して、
「でもその方、きっといいこともありますよ」
と返したという話も。いや、不幸って…そういう意味じゃなくて…となる。
テレビドラマで
【あの人がこんなに小さくなって帰ってくるなんて】
と泣くシーンを見て、
(体が小さくなる病気があるの?)
と驚いたとか。いやいや、骨壺を表現する言い回しなんですけどね…。
SNS世代との言葉のギャップ。考えていたら私にもありました。
20代前半と思われる女性店員さんに
「3つ買うのでちょっと勉強していただけたりします?」
とお願いしたところ、
「は?勉強?勉強って?えっとえっと、なんの?」
もちろん通じませんでしたとさ。
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