チームみらい・安野貴博が語る、政党を自らつくることのメリット

チームみらい・安野貴博が語る、政党を自らつくることのメリット

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大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月2日の放送にチームみらい・党首の安野貴博が出演した。国会議員を目指した理由、今後の展望などを語った。なお今週から、ジャーナリストの青木理が木曜パートナーを務めている。

大竹まこと「国会議員にはどうして、なろうと思われたんですか?」

安野貴博「もともと私、ソフトウェアエンジニアという、パソコンの中のプログラム、アプリをつくるような仕事をしていました。ソフトウェアを通じて問題を解決する、ということをしてきたんですね。ある意味、起きた問題を解こうと思ったとき、政治家という道が非常に、いろいろなことができる。しかし、いまやられていないことがたくさんある。私が貢献できるポイントがあるのではないか、ということで昨年は東京都知事選挙に、今年は参議院選挙に挑戦させていただきました」

大竹「東京都であろうと国政であろうと関係なく、どこでもいけるぞ、と?」

安野「どこでもいける、とは違うかもしれませんけど(笑)。昨年の都知事選挙のときにまだ国政の解像度が高くなかった。実際に都知事選に出たあといろいろな行政、地方自治体の方、国会議員の方々とお話をする機会をたくさんいただけて。その中で、もっとも早く社会問題を解決していく道としては、自分で政党をつくって国政に入る、というのが1つの道ではないか。ほかの方がほとんど誰もやっておられない、私がチャレンジする意味がある、そういうことを考えていました」

青木理「国政と都知事選に両方、出られて。国政だといま議席は1つじゃないですか。なかなか政策に影響させていくのは難しい。都知事に限らず首長は、せまい範囲かもしれないけど直接的に反映させていける。首長のほうがいいのでは、という気もするんですが」

安野「非常に鋭いポイントで。私も最初、そう思ったんです。国会議員に1人で入って何ができるんだろう、と考えました。実際に考えると自分で政党をつくることができれば、しっかりチーム全体を連れていける。我々が1つしていることとして、永田町にいままでなかったソフトウェアエンジニアチームを作って。それによって政治をアップデートできるようなテクノロジーを開発していこう、と」

大竹「うん」

安野「たとえばこういうことは首長だとなかなかできない部分もある。ほかの政党に入ると難しいかもしれませんが、自分でつくれば、たった1議席であったとしても、いままでなかった角度で様々なことができる。そう思って、この道を選んだ、というかたちです」

青木「とはいえ安野さんが目指すことを、できるだけ影響力を持ってやっていくには、政党をつくって1人より2人、2人より4人(のほうがいい)。これから政党として大きくしていこうという、ある種の政治的野望はあるわけですね?」

安野「党勢を拡大したい、というのは当然あります。ただ我々がいま悩んでいることとしては、どれぐらいのサイズが適正なのか、という見極めです。誰でもいいから人を擁立して議席数を最大化する、それもできるかもしれない。でも党のやりたいこと、組織の基盤など、党の文化みたいなものが壊れるわけですね。そういった中でどのスピードで大きくなるのがいいか、最終着地はどの辺を目指すべきなのか、というのは見極め中です」

大竹「しがらみがない、チームみらい。ただ計画には多少の時間がかかる気もしますね」

安野「時間がかかると思われていたでしょうけど、たとえば国政政党をつくる、と言ったとき『何十年もかかるよ』といろいろな方から言われたんです。でもフタを開けてみると5月に立ち上げて7月の参議院選挙があって。70数日ぐらいで政党が立ち上がったんですね。これは早かったと思いますが、ほかの人があまりとっていない手段が問題解決の最速の道なんじゃないか、という仮説を持っています」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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