
大竹まことや青木理が外国人問題について思うこと
10月2日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、外国人労働者を取り巻く問題について取り上げた。
番組ではまず東京新聞の記事を紹介。
記事では茨城県のある芝生業者が、外国人労働者なしでは業務が成立しないと語っている。
大竹まこと「今って特定技能1号と2号に分けられてるわけだよね? 2号っていうのは、この国で働く期間も実質無制限で、家族を呼ぶこともできる。結婚して子どもを産んで生活してもいいですよっていう。でも2号の人たちは選挙権があるわけじゃない、でもたくさんいる。俺思うんだけど、この人たちのことをなんて呼んでるの? 特定2号って呼ぶの?」
砂山アナ「そう呼ぶしかないような現状ですね」
青木理「事実上の移民なんだけども、自民党なんかの右派の人たちは『移民』って言葉に強烈なアレルギーがあるので、政治家たちは口が裂けても言わない。でも国際的な基準で言えば、事実上の『移民』なわけですよね」
そして話題は迫る総裁選へ。
大竹や青木らは、総裁選の候補者たちのインバウンドや外国人労働者問題への向き合い方に首を傾げている。
青木「少子高齢化に歯止めがかけられない中で、農業も漁業も中小企業も、社会も経済も外国人の方々がいなければ維持できなくなってきてる。今語るべきは、我々が外国人とどう共生していくのか、外国人に対する総合的な政策をどう作っていくのかってところであって。出てけとか排撃だとかじゃなくてね……」
青木は最近の「北九州市のムスリム給食」や「JICAの国際交流事業」などに多数の苦情が出た件にも触れる。
青木「『もっと皆さん、冷静に考えていきましょう』って呼びかける総裁候補が一人くらいいてもいいと思うんだけど、どっちかって言うと規制とか違法外国人0の方に走っちゃってるあたりが、非常に歪だなって気がしますよね……」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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