戦後80年見解 石破総理として発表する影響は? 識者「自民党の分断を生む」

戦後80年見解 石破総理として発表する影響は? 識者「自民党の分断を生む」

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10月3日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでクレディ・アグリコル証券チーフエコノミストの会田卓司氏と、戦後80年談話について意見を交わした。

高市氏や小林氏も明確に反対しています

寺島アナ「石破総理が戦後80年にあたり、先の大戦に関する見解を今月10日にも発表する方向で検討していることが分かりました。安倍元総理の戦後70年談話をはじめ、歴代内閣の歴史認識を踏襲する方針だといいます。開戦を避けられなかった経緯を重視し、戦前の国家体制や政治家の役割などに言及すると見られます。見解は閣議決定をしない形で発表し、内容は記者会見などで説明することを想定しています。会田さん、これはどうご覧になってますか?」

会田「総裁選に出馬した高市氏ですとか小林氏は、見解の表明に明確に反対をしています。党内の保守系の議員も70年談話で終止符を打ったとして、この新たな見解発表に反発しています。この70年談話を完全に継承するような形でない限り、自民党の中の分断を生む動きになると思います」

寺島「そうか、自民党の分断ですね。石破氏は総理在任中に発表すると言っているわけですよね。で、閣議決定をしていないというものです。石破さん個人の思いを語るのであれば、総理大臣を降りた後でいいじゃないかという意見も結構出てるんですよね」

会田「そうですね」

寺島「石破総理からしてみると、総理として語りたいんだという気持ちが強いんでしょうかね」

会田「出したいという思いが強いので、70年談話を継承します、という落としどころでやってもらいたいと思いますね」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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