公明党の連立離脱論「無理」「辞める選択肢はない」「じゃれ合い」分析の理由は?

公明党の連立離脱論「無理」「辞める選択肢はない」「じゃれ合い」分析の理由は?

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寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が10月10日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、公明党の連立離脱論について意見を交わした。

本当に連立やめられるんですか

寺島アナ「公明党はきのうの夜、緊急の全国県代表協議会と中央幹事会を開き、連立政権継続の条件とする企業・団体献金の規制強化で自民党と合意できなければ、連立政権から離脱すべきだという意見が相次ぎました。公明党は企業・団体献金の受け皿の大幅制限を自民党側に要求していますが、自民党側は7日の党首会談で「のめない」として受け入れを拒んだと言います。緊急の全国県代表協議会で公明党の斉藤代表は、「企業・団体献金の規制強化について自民党から充分な回答がなければ、総理指名選挙で高市早苗と書くわけにはいかない」と話しました。自民党・公明党の連立をめぐる緊迫した状況とも指摘されてますが、内藤さん、これはどう見てますか?」

内藤「すみません、緊迫してるんですか?」

寺島「というふうに、この記事には出てるんですよね」

内藤「こんなもん、じゃれ合いじゃないですか。言ってみれば「ちょっと! 玉木くんに話するなら、なんで私に話してくれないよ」って、そのノリでしょ。総理指名選挙で高市さんと書くわけにはいかないって、いや、するんだろうって。書くんだろう、最後は。(笑)それは、言っちゃ悪いけど拗ねてるような話で。だって公明党が、じゃあ本当に連立やめられるんですかってことですよ。やめられないでしょう。っていうのは、足元見てるとかそういう話じゃなくて。もちろんそういう面もあるんですよ。公明党自体がかつての勢いがなくて、特に、この選挙ではっきり言って2連敗してるっていうところもあるんですが。影響力が少なくなっていることもありますが。それ以上に、中央政界だけじゃなくて地方議会、これ、自民と公明、まあ、はっきり言って一緒になってやってるわけですよ。それを全部切り離しちゃうんですか」

寺島「そういうことになってきますもんね。今回、袂を分かつとするならば」

内藤「それは無理ですよ。そもそも、例えば高市さんが靖国に行くの行かないのって話になってますけれども、10年前の安倍さんのとき。安倍さんが靖国に実際行かれたときも、当時、山口那津男さんは色々言いましたけど、今の高市さんに比べて安倍さんの方が彼らの基準で言ったらよっぽど右ですよ。それでも連立離脱しなかったでしょう。それなのに高市さん、まだ総理にもなってないのに離脱するとかなんとかって言って、いや、これじゃあ、高市さんが女だからなめて言ってるんですか? 公明党はそういう女性差別の党なんですか、って言われて、どうするんですかって考えると、これは辞めるという選択肢はないんですよ」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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