TBSラジオ『JUNK』プロデューサーが間近で感じた、伊集院光のすごさ

TBSラジオ『JUNK』プロデューサーが間近で感じた、伊集院光のすごさ

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大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、10月15日の放送にTBSラジオ『JUNK』統括プロデューサー、宮嵜守史が出演した。今回はTBSラジオに許可をとっての出演で、発売中の著書『ラジオはパーソナリティ次第』に関して語った。

大竹まこと「(宮嵜さんは)ラジオから数々のパーソナリティを生み出しています。おいくつからラジオの仕事をなさっているんですか?」

宮嵜守史「22、3歳からです。最初はアルバイトで『こども音楽コンクール』という番組のADでした。そのあとお昼の番組のADとか」

大竹「自分でつくった番組は?」

宮嵜「いまやっている番組ですと『おぎやはぎのメガネびいき』『ハライチのターン!』……。伊集院光さんとは最初、見習いADのときに伊集院さんが日曜の午後の番組をしていらして。そこでリスナーにクイズを出題しますと。『いまから見習いADの宮嵜君が渋谷のセンター街を、帽子をかぶって巨大なメスシリンダーを持って逃げ歩きます。彼を見つけてください。捕まえたら賞金10万円です』みたいな企画があって」

大竹「おもしろそう!」

宮嵜「プロデューサーからは『絶対に逃げてくれ』と言われました(笑)」

大竹「伊集院さんがすごいと思ったというエピソードがあると」

宮嵜「10年ぐらい前に『妖怪ウォッチ』のキャラクターが流行って。妖怪を見つける腕時計が爆発的な人気になって。かなりの高値で転売されるかたちになり。うちの子供も『妖怪ウォッチ』が刺さる年ごろでした。(伊集院さんのラジオの)放送が始まる2、30秒前に『宮嵜くんの家って妖怪ウォッチ、どうしてんの?』と聞かれて。『買えなかったのでボール紙とガチャガチャのカプセルで手作りの妖怪ウォッチをつくっています』と」

大竹「うん」

宮嵜「そう言ったら『おもしれえな、それ』とつぶやいて、放送が始まって。20分ぐらいにわたって、我が家の子が妖怪ウォッチを着けて、というのを膨らませに膨らませて。放送前の2、30秒のやりとりで、それを20分ぐらいかけて、ご自身の幼少期のおもちゃの話をまじえながら『いまごろ宮嵜くんちの子供はボール紙でつくった妖怪ウォッチを着けて、夢の中で妖怪を探しているよ』と話をしてくれて。この人、すごいな、と」

大竹「『ヒコロヒーのトークは唯一無二』とお書きになっています」

宮嵜「ヒコロヒーさんはゴールデンラジオにも出ていますね。上京したてのとき、僕がネタ見せ番組のスタッフをしていて。彼女のネタを初めて見たとき、とてもおもしろくて。すごい才能だと思って、声をかけて、コミュニケーションをかけるように。ラジオでしゃべったらおもしろいんじゃないか、と。ただすぐに枠を用意できるような立場でもなくて」

大竹「そこまで偉くはなかった」

宮嵜「だからYouTubeでラジオの練習を2人でしないか、と言って。スタジオじゃなくて会議室の端っこのほうで『こういうことをしゃべってみよう』とか。僕はしゃべらないんですけど、それをずっとやっていて。彼女も伊集院さんと通じるところがあって。思い、文章が頭の中にワーッと出てきていて。こちらの想像もつかない方向にサラサラサラッと話せる。すごい能力だなと思います」

番組ではこのほかにも、宮嵜の関わった番組、そのパーソナリティの話が飛び出した。49歳で『やりきった』と語る宮嵜に、大竹が『これからが勝負』と助言する場面もあった。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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