爪切男「素直になることを覚えて創作小説を書くことができた」
赤裸々に自身の体験を綴ったエッセイが人気の爪切男。11月11日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、爪切男が初めての創作小説「愛がぼろぼろ」について聞いた。
小島慶子「この小説の主人公はお子さんとしては過酷な環境かなと思います。父一人子一人で、お父さんに毎日ボコボコに殴られている男の子が主人公ですが、これはご自身の経験を本にしたお話なんですか?」
爪切男「そうですね、全くそのままですね」
小島「結構笑える文体で面白く読めるんですけど、壮絶な生活を送っている中で男の子が風変わりなおじさんと出会ったり、友達との友情があったり、心が温まりつつ、いつも胸が痛いようなお話でした。創作小説は初めてなんですか?」
爪切男「そうですね。創作と銘打って書いたのは、これが初めてです」
小島「創作小説を書いてみようと思われたきっかけはあったんですか?」
爪切男「美容と健康のエッセイ『午前3時の化粧水』を書いて美容に目覚めてから素直になることを覚えたんですね。美容と健康をおじさんがやろうとしても何もわからないので、当時付き合っていた今の妻に美容と健康を教えてほしいと言ったんです。化粧水とかシートマスクとか色々聞くようになって、人の意見を聞くって、こんなに世界が変わるんだってことがわかって、わからないことをわからないって言ったり、したいことをしたいって言うのは恥ずかしい事だと思って生きてきたんですよ。昔ながらの男性像で『男なら一人でやらなくてはいけない』と思っていたんです。しかし素直に聞くのが一番いいんだと思うようになったんです。創作小説はずっとやりたかったんですけど、出版社の方には『僕なんていいっすよ』みたいな感じで依頼を断っていたのを、このエッセイを書いてから『素直に書きたいです』って言えて書くことができたんです。
この他にも番組では爪切男が初めての創作小説について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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