デマに流されない方法。「逆検索」が有効である

デマに流されない方法。「逆検索」が有効である

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ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、12月15日の放送に白鴎大学教授で元TBSアナウンサーの下村健一が出演。直近のニュースを例に挙げながら、デマに流されないための方法を語った。

下村健一「先週月曜(12月8日)に青森で震度6強が出て、初めて『後発地震注意情報』というものが発令されました。マグニチュード7クラスの地震が起きると、そのあと大きな地震が起きる可能性が普段より高まります、という文面です。『地震』の部分を『デマ』に置き換えても通用する、という話をします」

長野智子「ああ~」

下村「去年も能登半島地震で『生き埋めになっているから助けて』というデマがいっぱい流れた。皆さん、また後発地震注意情報と聞いたら、同時に『後発デマ注意情報』を自分の心に発令してほしいなと。地震のあと、よく起きるデマって2つパターンがあって。画像系と言葉系。前者は過去にどこかであった写真をパクって使う、ということが多かった。能登半島のときも東日本の津波の写真を使う、みたいなことがあって」

長野「動物園からライオンが逃げたというのも、ね」

下村「熊本地震のときのそれも昔の外国の写真だった。ただ最近は生成AIを使った、まったく新しい写真が出てきている。昔の写真ならGoogle レンズで検索すると、同じものがあれば出してくれるから『あるじゃん』とわかる。AIがつくる写真だとそれができない。非常に問題になってきています」

長野「なるほど」

下村「それから言葉系デマで地震のあとに多いのは2つ。1つは人工地震、『これは人工地震である』と。もう1つは動物系。『ライオンが逃げた』のようなもの。今回も『地震でクマが冬眠から覚めてウロウロするぞ』みたいな話が流れた。大きな地震のあとって皆、動転しているし急を要する情報もあるから、じっくり調べよう、というのがあまり通用しない。そういうときに一発で落ち着ける検索の技があります。それは『逆検索』」

長野「逆検索」

下村「たとえば大地震が来る、と言われたら『大地震 来ない』と検索する。コロナ禍で『トイレットペーパーがなくなる』というのがあったでしょう、あれが典型的です。『コロナ トイレットペーパー』で検索すると、ないという情報ばかり出てくるけど、『トイレットペーパー ある』で検索すれば、一発で製紙会社の『大丈夫。こんなに倉庫に積んであるよ』という写真にたどり着ける。逆検索が圧倒的に有効です」

長野「なるほど。覚えておきたいですね」

下村「どっちが正解かはわからなくても、少なくともスマホに2通りの情報が並ぶ。思い込みからは逃れることができる。人工地震が来る、と言われたら『人工地震 デマ』『人工地震 ウソ』みたいな言葉で検索する、ということです。やってみてください」

長野「ITジャーナリストの三上洋さんが、感情が揺さぶられるニュースはフェイクが多い、とよく言います。そういうニュースはまず逆検索ですね」

下村「騙しのテクニックでもう1つあるのが『ちょっとだけ事実をまぶしておく』。一部が事実だったら全部が事実なんだ、ということはありません。皆さん、そういう思考の癖から脱却してください」

放送では下村が、ほかにもフェイクニュースに関して解説を展開した。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「長野智子アップデート」は毎週月曜午後3時~5時、火曜~金曜午後3時~5時35分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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