プチ鹿島、ダースレイダー「6月の都議選から排外主義の言説が目立ち始めた」
日本全国の選挙演説を追いかけている芸人でコラムニストのプチ鹿島とラッパーのダースレイダー。12月30日の「武田砂鉄ラジオマガジン(文化放送)」では、この二人が2025年の選挙を振り返った。
プチ「今年1年振り返ってみると6月の都議選から衝撃的だったんですよね。一般的には7月の参院選で排外主義の言説が目立つようになったと言われているんですが、6月の都議選から、その予兆はありました」
ダース「僕ら東京都民なので自分事としても見に行ったんですけど、その時は自民党の都議候補にも裏金問題があったんです。裏金問題で非公認になった自民党候補っていうのが何人かいて、その人たちがどういう選挙をやるのかっていうのに興味があったんです」
プチ「ただただ裏金候補だっていうので行くのではなくて、地元の人にはどんな説明をしているんだろうか、どういう演説をするんだろうか、それが見たかった」
ダース「裏金問題をどう説明するのか、支持者はそれをどう受け止めているのかっていうのは現場に行かないとわからない。世田谷区にもそういった候補がいたんです」
プチ「ところが、その候補は予定を発表しないステルス候補だったんです」
ダース「裏金候補の特徴の一つとして、どこで演説するのかを言わないっていう傾向があるんです」
砂鉄「本来は来て下さいっていうものですもんね」
プチ「ですので、朝一で選挙事務所に行って、今日見たいんですが、どこに行けば会えますかって聞いたら教えてくれたんです。午後3時頃、下北沢駅前に来る予定ですっていうのでスタンバってたら、その候補が来る前に色んな候補が演説してるんですよ」
ダース「下北沢の駅前っていうのが演説スポットで選挙の時は誰かしらやっているんです。お目当ての候補が来る前に2人の候補が演説していて、その2候補ともかなりキツい排外主義的な演説だったんでビックリしたんです」
プチ「特定政党だけが排外主義的なことを言っているイメージがあったんですが、そうじゃないんですよ。無所属を含めて入れ替わり立ち替わり排外主義的な演説だったんでビックリしちゃったんです」
番組では、この他にもプチ鹿島とダースレイダーが2025年の選挙を振り返っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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