「ドイツは休んで休んで、休みまくる」日本と異なる休日の考え方

「ドイツは休んで休んで、休みまくる」日本と異なる休日の考え方

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大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、1月7日の放送に作家でエッセイストのサンドラ・ヘフェリンが出演。販売中の著書『有休取得率100%なのに平均年収が日本の1.7倍! ドイツ人の戦略的休み方』にちなみ、日本とドイツにおける仕事と休暇の違いについて語った。

大竹まこと「もう日本での生活のほうが長くなっているんですか?」

サンドラ・ヘフェリン「そうなんです。23歳のときドイツから日本に来て、50になりましたので。(日本の暮らしやすさについて語る)」

大竹「日本は暮らしやすい国というのと、御本のタイトル(『有休取得率100%なのに平均年収が日本の1.7倍! ドイツ人の戦略的休み方』)には少しギャップがありますね」

サンドラ「昔のドイツを知っている人からは『日本とドイツって似ていますよね』と振られることがよくあります。私が日本に来た当初もそこから会話がスタートしていて。確かに日本もドイツも先進国だし、戦争に負けているし、同じ時期に行動成長期があったし、気質的にも似ている部分はいっぱいあると思います。ただ本当に違う部分があって。それは働き方と休み方。休むということに対する考え方は正反対なのでは、と思います」

大竹「休みを返上して働くみたいな日本の風潮、労働時間の多さ。規制が入りましたけど、そのあとに総理大臣が『働いて働いて働いて、馬車馬のように』という発言があって。ご本人はそうしているだろうし、世間では『言われなくても働いているよ』という声が多いでしょうけど」

サンドラ「ドイツの場合は休んで休んで休みまくりです。日本って例外が1月1週目。お正月は皆さん、ゆっくりしたスタートで。ドイツの場合はお正月というものがない。大晦日があって1月2日からドイツの人は出社している。ところが1月2日に出社して最初に行う業務が何かというと、その年における自分の休暇の予定を社内のシステムに入力する。自分は8月に1週間、9月に3週間だ、みたいな予定を会社や部署の皆と共有して」

大竹「はい」

サンドラ「かつ同僚も自分の予定を開示しているから、『ズラしてくれない?』といった調整をして終わる。そういうのがだいたい、ドイツの1年のスタートです。休暇ありきで業務を進める。それがスタンダードなんですけど、ドイツ人も周りに気を使っていて。会社の中なら学校に通っている子供がいる人の休みが優先で。学校の休みは決まっている。子供がいる同僚がその時期に休むのは当然だから、暗黙の了解で『僕は子供がいないから、そこを避けて休もう』といった計画を年が明けてすぐに立てる」

水谷加奈「日本だとお盆や連休に人が動きますけど、ドイツは休みたいときに休む?」

サンドラ「そうなんです。日本の休暇の良さは皆が一斉に休むところ。お正月、ゴールデンウィーク、お盆。祝日もそうですよね。ドイツは自分の行きたい場所へ行く、休みたいときに休みたいから、一斉の休みはほぼない。祝日の数も少ないですから」

大竹「一斉に休むのは弊害もあるよね。大渋滞だし、どこへ行っても(宿泊費などが)高いし。ドイツはそれがない。観光地も書き入れ時みたいなものはあまりない?」

サンドラ「はい。州によって学校の休みも違ってきますし。有休が30日という人がほとんどで。これがおもしろくて、法律のうえでは最低限の休みが20日や24日なんですけど、多くの人が納得しないから、会社が自主的にだいたいの従業員に約30日の休暇を与える。それを1年間の間で使い切ると。あまり繰り越さないし、消化しきれなかった、という人もドイツには少ない。1月の最初に皆、自分の30日を『ここ5日、ここ2週間』などと計算して、楽しみながら計画していくんですね」

このあとは平均年収が日本を超えたという、ドイツの働き方についても話が展開した。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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