お米が買えない、進学も厳しい。困窮家庭の深刻な現状

お米が買えない、進学も厳しい。困窮家庭の深刻な現状

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大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、1月28日の放送に認定NPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子が出演した。キッズドアが支援する、困窮家庭の現状を伝えた。

大竹まこと「物価高で。いろいろな面で暮らしづらさを訴えている家庭が多いですね」

渡辺由美子「本当に大変な状況です。私たちが支援しているのは日本全国のひとり親家庭や所得の低い方々で。200万円以下の方が5割、9割が母子家庭といったところです。食料品の物価高がすごくて。年収200万なんかだとお米が買えないんですよ」

大竹「高いですからねえ」

渡辺「高くなったな、と感じても普通のおうちなら『5キロ4000円、しょうがない』と思って買う。でも(支援する家庭は)お金がない。アンケートをとってすごいなと思ったのが、ここ1年、お米を買っていない、というおうちがあるんです。家ではずっと子供に、乾麺をゆでて、素うどんみたいにして食べさせて終わり、など。背が小さい、夏なら熱中症になると体力がないので(困る)。そういう声が多かったんです」

大竹「(食べられなくて)子供の背が小さい、というのは、やりきれませんね」

渡辺「お母さんが心を痛めています。お米が買えないぐらいですから、肉や魚を食べていないんですね。何年も買っていないと。お子さんが貧血になるんですよ。学校給食しかない。夏休みなんかはそれもなくなる。医療費は無料だから貧血なら病院に行ってください、と言われる。貧血だと鉄剤をもらうんですね。鉄剤だけもらっても肉や魚を食べないと治らない。でも買えない。体育がずっと見学になる、そういうひどい状況が放置されているんです」

大竹「大半が母子家庭とのことです。人数の把握は?」

渡辺「できています。いま登録している方がどんどん増えているんですよ。4900世帯を超えています。登録の際にかなり細かく家計の状況や、どんな支援を受けているか、といったことも聞いていて。このままだと確実に5000世帯を超えるね、という状況です」

大竹「その9割が母子家庭と。日本の子育てがちゃんとできているか、世界との比較が(資料で)ありましたね。教育格差の背景、高等教育に対する公財政支出、対GDP比というグラフです。先進国でありながら、この低さはなんでしょう」

渡辺「OECDの平均が1.3%なのに対して日本は0.7%。下から2番目。ノルウェーやデンマークだと2.5%を超えるぐらいになっていて。高等教育ですから、高校を出て大学や専門学校へ行く、というときにものすごくお金がかかる、という構造で」

大竹「はい」

渡辺「切ない声としては、子供もがんばっていたけど大学の受験料がまず3万5000円など。それはどうにかなっても、入学金が20万円かかりもする。奨学金は入学しないと、もらえない。でもその前に入学金は出さないといけない、用意できない。子供に大学進学を諦めてもらう、といったことになるんです」

水谷加奈「その前の預金もない?」

渡辺「ないんです。ない人がすごく増えています。コロナ禍で預金を使ったんですよ。借金している人も増えています。日々の食品を買うのにカードを使う、学校への支払いにキャッシングして。どこも借りられないので、どうしよう、という相談も来ます」

このあとも困窮家庭の現状について、またキッズドアの活動などについて語られた。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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