大竹まこと、人前で発言することへの意識を語る。

大竹まこと、人前で発言することへの意識を語る。

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3月14日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)。大竹メインディッシュのコーナーではエッセイストの酒井順子が出演し、昨今のメディアでの発言や言葉の使い方について、パーソナリティでタレントの大竹まことと意見を交わした。

著書『うまれることば、しぬことば』(集英社)の執筆について「(時代の流れと共に)言ってはいけない言葉とか、言わない方が良い言葉とかがすごく増えてきたっていうので、生まれたり死んだりする言葉もありますし。年齢的な部分で若いころはああいう言葉遣いをしていたけれど今は言わないなぁとか、若いころに流行っていた言葉を今でもずっと使い続けているなぁとか…」と言葉に対する思いを語った酒井。大竹も「言葉狩りにあいそうだなぁっていう雰囲気を察して、俺はね?本来だったらその会話の合間にもっと昔はきつい言葉をね、挟んでたと思うけど。“いや、この言葉は今ダメだな”と。使えないなと思ったり。」と自身の発言に気を使うことが増えたと明かしつつ、同時に「俺なんかは失言が多い方だと思うけど。もうギリギリ。ラジオがどんなものかって言う話ですよね。テレビじゃなくて、ラジオだよと。ラジオの緩さ?(テレビで言えないことが言える)そこの幅がラジオにはちょっと残ってる。」とラジオならではの“幅”についても語った。

また大竹は、「空間の把握ができないと…これはラジオの言葉、これはテレビの言葉、これはネットの言葉。でも俺んちの言葉はさ。っていう、今空間沢山あって、今までは家の中と外。よそ行きと内向きっていう、それくらいだったじゃない、言葉って。でもこの細分化が広がっていくと…(大竹)」とメディアの広がりにより言葉の使い分けが複雑になっていることついても触れた。酒井が「ものすごい空間があって瞬発力みたいなものが必要になってきますよね。同じ空間でも阿佐ヶ谷姉妹さんに言ったら許される言葉が、大竹さんに言ったら許されないかもしれないっていうケースもあって…」と同意すると、大竹はすかさず「それ逆です。俺は(阿佐ヶ谷姉妹に)ひどい言葉を浴びせられてる。糖尿患ってて鯖缶ばっかり食ってたら、こいつら俺に“鯖光り”って言ったんだよ。許されないでしょ?」と阿佐ヶ谷姉妹とのエピソードを暴露、阿佐ヶ谷姉妹は「お顔がつやつやされてたんですよ~(江里子)」「誉め言葉よね“鯖光り”(美穂)」と口々に返し笑いを誘った。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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大竹まこと ゴールデンラジオ!

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