自民大勝で終わった衆院選。当選者への「バラ付け」で笑わなかった理由とは?

自民大勝で終わった衆院選。当選者への「バラ付け」で笑わなかった理由とは?

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2月13日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後3時台「アップデート・コラム」のコーナーでは、「新しい内閣、その舞台裏」というテーマで、ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を伺った。

長野智子「投開票が6日が経ったのですが、この一週間で気になる動きはありますか?」

鈴木哲夫「いくつかあるんですけれども。選挙当日の選挙特番をご覧になっていた皆さんに思い出してほしいんだけど、当選した時、俗に“バラ付け”って言って、赤いバラを付けるじゃないですか。その時に高市さんメインで総裁がいて、周りにズラーっと6、7人いたのかな?バラ付けをした時に笑ってなかったんですよ」

長野「はい、そうでしたね」

鈴木「『やった!』っていう顔じゃなくて、みんな顔を引き締めていたでしょ?僕は関西テレビの選挙特番に出ていて、その映像を目の前で見て『これは裏があるぞ』と。2005年の小泉郵政選挙ありましたね?自民党が300(議席)近い大勝をとりました。この時も同じように選挙特番で各局中継とかバラ付けしたり、あの時は小泉さんが総理で、バラ付けした時に笑わなかったんですよね」

長野「あぁ〜!」

鈴木「実は、舞台の裏で当時、コミュニケーション選挙戦略の広報を担当していたのが世耕弘成さんだったんですよ」

長野「あぁ〜!そうですか」

鈴木「今回、無所属で和歌山で当選しましたけどね。あの人は元々、NTTの広報だったんですよね。僕は取材して、本にも『選挙報道の舞台裏』っていうので書いていたんだけど、あの時、表に出ていく、舞台に出ていく時に裏で世耕さんが小泉さんに『総理、絶対笑っちゃダメですよ』と。『こうやって大勝したってことは、逆に言えば何かあったら、油断したら一気に逆に跳ね返ってくる。だから今はヘラヘラ笑っていちゃダメだ。厳しい表情で緊張感を持ってやるんだ』と言って送り出しているんですよ。他の幹部にも『笑っちゃダメですよ。わかってますね?さぁ、行きましょう』と言っているんですよ」

長野「へぇ〜!同じパターンですかね?今回も」

鈴木「あの当時は翌日の新聞とか一部報道は『大勝にも逆に緊張感を持って笑わないというか引き締めた表情の小泉総理』って解説記事が載っているんです。つまり、コミュニケーション戦略ってこんなに恐ろしいものはない。(今回の選挙も)それと同じものを感じた。だって6、7人もいれば1人ぐらい笑ってませんか?」

長野「そうですね。だって気持ち的にはトランプ大統領の横でピョンピョンってされましたけど、あの感じですよね」

「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時、文化放送
(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間
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