石油備蓄、過去最大の4億バレル協調放出 IEAが全会一致で合意

石油備蓄、過去最大の4億バレル協調放出 IEAが全会一致で合意

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3月12日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、元日銀審議委員で日本成長戦略会議メンバー、PwCコンサルティングチーフエコノミストの片岡剛士氏と、寺島尚正アナウンサーが、石油に関するニュースについて意見を交わした。

片岡氏「国際機関としては『原油の供給がしっかりしています』ということを改めてアピールするのが一つの目的」

国際エネルギー機関(IEA)は11日、加盟国が石油備蓄の協調放出で合意したと発表した。イランがホルムズ海峡を事実上封鎖している影響を緩和するためで、放出量は過去最大規模の計4億バレルを計画する。

IEAの協調放出は、ロシアがウクライナに侵略した2022年以来となる。当時としては最大の計1億8000万バレルの放出を決めた。今回はそれを大きく上回っている。

寺島アナ「IEAが過去最大の4億バレルの石油の放出ということなんですが、片岡さん、これはどうご覧になってますか?」

片岡氏「中東情勢が深刻化する中で、いろんな意味でホルムズ海峡の影響が出始めているわけですよね。こうした状況に対して、国際機関としては『原油の供給がしっかりしています』ということを改めてアピールするっていうのがまず一つの目的だと思います。それから日本のタンカーもそうだと思うんですけど、紛争から1週間強が経ったわけですよね。現状、いま止まっているわけですから、この影響が出始めるのってあと10日ぐらいした後、20日後ぐらいから具体的に途絶の影響が出始めると思うんですけれども、その前に機先を制す形で、高市総理もそうですけど、国内の原油備蓄を放出して不測の事態に備えます、と。そういう動きを早急にとったということだと思いますね」

寺島アナ「日本の場合は約8ヶ月くらい備蓄があります。今回、高市総理が発表したのは1ヶ月半くらいとりあえず出しますよ、と。これで安心してください、っていうことなんですね?」

片岡氏「そうですね。スタンスとしては供給はまだ潤沢にあるので、そんなに相場としてもオタオタしないでください、と。そういう意味があると思いますね」

寺島アナ「その間に、他のルートとか供給先を探すということなんですかね?」

片岡氏「そうですね。あとはホルムズ海峡の部分が沈静化するような活動をしていくということですね」

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