封印された戦争の真実を次世代へ 文化放送とアーサー・ビナードによる長年の戦争報道が【ギャラクシー賞】報道活動部門で選奨!

封印された戦争の真実を次世代へ 文化放送とアーサー・ビナードによる長年の戦争報道が【ギャラクシー賞】報道活動部門で選奨!

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放送批評懇談会による第63回ギャラクシー賞の各賞が6月1日(月)に発表され、【詩人/アーサー・ビナードが伝えた「戦争」(2015年~2025年)~終戦80年スペシャル『戦争を知らない私たち』】が、ギャラクシー賞 報道活動部門 選奨を受賞しました。

<選評>
戦争を知らない米国人のアーサー・ビナード氏と日本人の小学生が、ともに戦争を考えます。国策紙芝居と対馬丸の語り部証言、そして峠三吉の詩や5歳で被爆した少女の作文に触れ、子どもたちの熱量がどんどん上がります。戦争体験がなくても時間を超えて私たちが戦争と無関係ではないことを知ります。ビナード氏の正確で深い日本語の力と、小学生の真摯な反応に感銘を受けました。
(「GALAC」2026年7月号掲載より)

文化放送では、戦後70年企画のレギュラー番組「アーサー・ビナード『探しています』」(2015年4月~2016年3月放送/2016年日本民間放送連盟賞ラジオ報道部門最優秀賞)を皮切りに、戦後80年を迎えた2025年までの11年間、番組アンカーにアメリカ出身の詩人アーサー・ビナード氏を全作品に起用し、風化しつつある戦争の記憶を現代の視点で紐解き、「戦争を知らない世代」へ平和の尊さを問い続けてきました。

【制作した特別番組(2018年~2025年)】
・2018年8月『ガダルカナルの詩』
・2019年8月『戦争はあった』〔第46回放送文化基金賞ラジオ部門優秀賞、出演者賞(アーサー・ビナード)〕
・2020年3月『封印された真実~BC級戦犯』
     8月『封印された真実~軍属ラジオ』〔第58回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞/2021年日本民間放送連盟賞ラジオ部門グランプリ〕
    12月『封印された真実~3万6000人の捕虜』
・2021年12月『東の風・雨』
・2022年8月『13才少女の決戦日記』
・2023年8月『民放ラジオの黎明~Count Basieが聞こえる』
・2024年8月『反骨の、漫才ユモレスク』
・2025年8月『戦争を知らない私たち』

レギュラー番組と10本の特別番組を通じ、現代の日本人が知り得ない封印された真実や、隠蔽されがちな戦争の負の側面を、アメリカ人であるアーサー氏ならではの鋭い視点で一貫して伝えてきました。戦争の記憶の風化が進む中、次世代へいかにバトンを渡していくのか。今後も文化放送では、報道活動のあり方をさらに探求していきたいと考えています。

参考:『戦争を知らない私たち』(2025年8月15日放送)番組内容
…戦後80年の節目に放送した当番組は、これまでの「事実の発掘」という手法から視点を変え、「未来への継承」という本質的なテーマに挑みました。戦争体験者が不在となる戦後100年を見据え、今後の語り部となる10〜12歳の小学生とアーサー・ビナード氏が対話。過去の凄惨な戦争を現代の子どもたちはどう捉え、彼らと戦争をどう繋ぐことができるのか。次世代とともに「これから」の平和のあり方を問いました。

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