大人の居場所×子供の居場所 背中を押せる場とは?

大人の居場所×子供の居場所 背中を押せる場とは?

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが色々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2026年6月29日、7月6日の浜松町Innovation Culture Cafeでは、『大人の居場所×子供の居場所 背中を押せる場とは?』をテーマに、常連さんに株式会社しごと総合研究所代表取締役、一般社団法人グラフィックファシリテーション協会代表理事の山田夏子さんと、お客様に認定 NPO 法人フリースペースたまり場理事長の西野博之さんをお迎えしました。

入山:山田さんは一度、2024年にご来店いただいたのですが、その時、確か僕がインフルエンザにかかっちゃって残念ながらお会いできず。その節は失礼いたしました。

山田:やっとお会いできて嬉しいです。

入山:改めて山田さんは、今どういうことをされているのか教えてください。

山田:グラフィックファシリテーションという手法を主に、あとは身体知性みたいな、言葉じゃないところのものを使って、組織開発や企業の器を広げるっていう仕事をしてます。人間って全てをいきなり言葉にできるわけではないので、絵と色を使って炙り出していく。それで、これをみんなで共有することで、本音や本当に自分が思っていたことっていうもの、無意識なものに対して自覚的になるっていうことを明らかにしていく。組織だと暗黙知みたいなものですね。

入山:そういうものが出てくるんですか?

山田:はい、いっぱい出てきます。「上司たるもの優秀でなければならない」みたいな思い込みがあったりとか。そういう思い込みの中でこじらせちゃってるケースがすごく多くて、なんかそんなことを紐解くっていうのをやっています。あとは、去年の春から今年の春までフジテレビの朝の情報番組「サンシャイン」で毎朝、視聴者の方々の声をニュースに対する喜怒哀楽を描いて行くっていうのをやっていました。なんかどうしても朝のその時間帯って高齢者の方々が見てることが多いんですけれども、そうすると1人でニュースをテレビで見ている。それも一人暮らしのご高齢の方が見ていると結構悲しいニュースが多いと悲しいじゃないですか。だけど、自分はこのニュースに対してこう思ったみたいな気持ちをちゃんとニュース画が受け取る。それを絵で書きながら気持ちを受け取るというのをやるっていう役割で書かせていただいていました。

入山:そういうことなんですね。そして西野さんもよろしくお願いします。西野さんは今「フリースペースたまり場」というところを運営されているわけですけども、これはどういうところなんでしょうか?

西野:はい、僕は約40年前から何らかの理由で学校に行きづらくなった子供、世間では勝手に大人が不登校なんて呼んじゃってますけど、子供は別に不登校って呼ばれて嬉しい子なんていないわけです。その状態にある子供たちの居場所づくりに関わってきて、35年前に「フリースペースたまり場」という場所を作ったんですね。そして、その後川崎で日本で初めて子供の権利条例というのを作ることになった時、条例づくりに携わりました。その条例が2000年12月市議会で満場一致で採択され、子供の権利条例というのが2001年から施行されるんですけども、その条例制定記念のおかげ具現化を目指して「子ども夢パーク」という場所を作ってきて、今はその2003年にできた「子ども夢パーク」の指定管理者として管理運営を23年行っています。その中で日本で初めて公設民営で作られた「フリースペースえん」という学校に行きづらい子たちが通ってこれる場所も運営しています。

入山:なるほど。

西野:「子ども夢パーク」って1万平米3000坪の敷地があって、放課後子供たちが遊びに来られる。1年間に7万人ぐらいの人が遊びに来る。朝9時から夜9時まで毎日空いてる場所なんで、その中に学校に行きづらい子たちが会員制で通ってこれるフリースペースもあるというような感じです。だから、たまり場というのはフリースペースの法人の名前であって、「フリースペースたまり場」という場所があるわけじゃない。我々が運営してのは「フリースペースえん」という場所全体の管理を運営みたいになってます。

この後、山田さんと西野さんが番組史上類を見ないほど、意気投合!?その理由はポッドキャストからどうぞ。

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本日のお客様
山田夏子さん
美術大学卒業後、クリエイターの養成学校を運営する「株式会社バンタン」に入社。スクールディレクターや、様々な学校の館長を歴任し、その後、人事部教育責任者として社員、講師教育、人事制度改革に従事。さらに、人材ビジネス部門の立ち上げ、キャリアカウンセラー、スキルUPトレーナーとして社内外にて活動後独立。2008年に株式会社しごと総合研究所を設立され、グラフィック・ファシリテーションやシステム・コーチングを使った組織開発やチームビルディング事業を展開。

西野博之さん
1986年より学校に行かない子どもや若者の居場所づくりを行い、1991年には川崎市に「フリースペースたまりば」を開設。不登校児童・生徒やひきこもり傾向にある若者たち、障がいのある人たちとともに地域で育ちあう場を運営。西野さんは、これまで文部科学省「フリースクール等に関する検討会議」委員など数々の公職も歴任。現在は、認定NPO法人フリースペースたまりば理事長、川崎市子ども夢パーク、フリースペースえんといった事業の総合アドバイザーや神奈川大学非常勤講師なども務められている。

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浜松町Innovation Culture Cafe

月 19:00~19:30

浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…