地方のバリューアップを考える
様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが色々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。
2026年9月21日、9月28日の浜松町Innovation Culture Cafeでは、『地方のバリューアップを考える』をテーマに、常連さんに歌人の田中章義さん、お客様にソウルドアウト株式会社代表取締役社長CEOの北川共史さんをお迎えしました。
入山:ここでは「地方の魅力を見つけるには?」をテーマにお話しします。北川さんに伺いますが、日本中の中小企業を支援する中で「魅力を見つける」ってどういう風にしているんですか
北川:中小企業の方と、お話しした時に会社の常識っていうのを確認しに行くってことですね。その常識っていうのは、やっぱり違和感を覚えるというのがあって、その違和感を1個1個掘り起こしてと言葉にしてあげるとか。あとは広告にして表現してあげたりとか。まず最初にそういうのをやっていますね。
入山:よそ者が地域を変えるってのはありますけれども、よそ者として東京から来てるからこそ感じられる違和感があるということですか?
北川:そうですね。ただ、その時あんまり東京は出さないようにして、地方ごとの拠点にいる、ルーツがある人間がそれを聞くっていうのをしているんです。その横には、例えば博報堂のクリエイティブディレクターが横に座っていてもらって「なんかヒントがあるぞ」とか、「ここ深ぼった方がいいぞ」っていうのは、バックアップしてなるべく地方にいるメンバーから言わせています。
入山:そういうフォーメーションなんですね。やっぱり地方のどんな会社でも良いことはありますか?
北川:ありますね。特に地方の方がその意味とか奥行きとか、ヒントは多く転がってるなと思うことがあります。ただ、東京でこの前、上野の居酒屋さんをブランディングしたんですけれども、そこも「人は何をお店に求めているか」というのを分析したら「人と人とが繋がってる」んです。「ここは人と人と縁をつなぐプラットフォームである」と定義してあげたりとか、そういう1つ1つの現場に落ちてるけど、当たり前に過ごしている毎日っていうのに意外と価値があるというかヒントがあるっていうのは、僕のすごい大事にしてるところですね。
入山:田中さんは、ここまでのお話いかがですか?
田中:僕もですね、静岡に暮らしながら、静岡の中でも静岡市とか浜松市とか、大きいところばっかりじゃなくて、もっと静岡の中でも「菊川市のこの何々が!」というところと出会った方が「見つけた感」が楽しかったりていうのはありますよね。でも私、世界だけじゃなくて、日本に6500あると言われる島を回ってみたいなと思っています。(笑)
田ケ原:体が足りないですね。(笑)
歌人・田中さんの日本の島めぐり。そこで行いたいこととは?続きはこちらから。
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本日のお客様
田中 章義さん
大学生のときに、第36回角川短歌賞を受賞。それ以後、「地球版・奥の細道」づくりをめざし、世界を旅しながら、ルポルタージュ、紀行文、絵本などを執筆。世界で詠んだ短歌が英訳され、2001年国連WAFUNIF親善大使に就任。JICA「21世紀のボランティア事業を考える会」検討委員、国連環境計画・地球環境平和財団「地球の森プロジェクト」推進委員長などを、これまで担当。短歌集の他、絵本や人物ルポルタージュなどの著述もあり、松井秀喜さんや北島康介さんの社会貢献活動を紹介した単行本も執筆する一方、BEGINなど、ミュージシャンの歌詞も手掛けられている。
北川 共史さん。
2007年オプト入社後、2009年ソウルドアウト創業に参画。営業責任者として全国の中小・ベンチャー支援の拡大を牽引し、東日本・西日本営業部長、CRO、専務取締役COOなどを歴任。事業成長および上場に貢献したのち、2026年に代表取締役社長CEOならびに、博報堂DYホールディングス執行役員に。現在は「ローカル&AIファースト」構想のもと、全国拠点展開とデジタル活用を通じた地域企業の事業成長支援を推進。
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この記事の番組情報
浜松町Innovation Culture Cafe
月 19:00~19:30
浜松町の路地裏にひっそりと佇むカフェ「浜松町Innovation Culture Cafe」 経営学に詳しいマスターが営むこのお店には、様々なジャンルのクリエ…
