さらば「平成の怪物」松坂大輔 最速118キロで現役生活に別れ ~10月20日「おはよう寺ちゃん」

さらば「平成の怪物」松坂大輔 最速118キロで現役生活に別れ ~10月20日「おはよう寺ちゃん」

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さらば「平成の怪物」――。10月20日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、19日に行われた松坂大輔投手(西武ライオンズ)の引退試合について、番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーと水曜コメンテーターの経済アナリスト・森永康平氏がその想いを語り合う場面があった。

甲子園の春夏連覇、日本シリーズ、ワールドシリーズ、WBCで優勝した最強右腕

西武ライオンズの松坂大輔投手の引退試合は、北海道日本ハムファイターズ戦でおこなわれた。久しぶりの先発マウンドに上がり、横浜高校の後輩となる近藤健介外野手と対戦した。最高球速は118キロ。フォアボールを与えて打者1人、笑顔でマウンドを降りた。

この日は、こだわり続けた背番号「18」で試合にのぞみ、最後の姿をファンに届けた。日米通算170勝、23年の現役生活に幕を下ろした。

「横浜高校の後輩ということで(左打ちの)近藤選手を置いたと思うんですけど、(松坂投手は、引退理由となった右手のしびれをかかえて投げるので)右バッターと対戦すると、(投球がすっぽ)抜けて当たる(デッドボールになる)可能性もあったのではないかと思います。本人はもう少し速い球を投げれるはずですが、バッターに当ててしまったらまずいと。思いっきりは投げていないと思います」(森永氏)

さらに、森永氏は松坂投手の経歴を振り返り、次のようなエピソードを紹介した。

「高校2年生の時の県予選で、(松坂投手の)ワイルドピッチで負けて、先輩たちを甲子園に連れて行けなかったことがあった。それで、『二度と負けない』と決めて3年生の春のセンバツ大会で優勝、夏は延長17回の死闘や決勝でのノーヒットノーランで優勝。鳴り物入りでプロ入りして1年目から新人王と最多勝、2年目、3年目も最多勝。ですから、横浜高校時代から西武ライオンズまでの5年くらいでとんでもないインパクトがあって、怪物そのものでしたね。そういう大選手の引退はファンとしては寂しいけれど、お疲れ様という感じです。しばらく休んで落ち着いたら、何かしらの形で戻ってきて欲しいですね」(森永氏)

「平成の怪物」と呼ばれた松坂投手は、甲子園での春夏連覇に始まり、日本シリーズ、メジャーでのワールドシリーズ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝……誰よりも大舞台で活躍してきた最強右腕だった。

寺島アナも「何がすごいって、『松坂世代』といわれたんですからね」と返し、松坂選手の偉大さを改めて振り返った。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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