金子勝「僅差の敗北で比例代表が取れなかったのが何故なのか良く考えたほうがいい」衆院選の立憲民主党敗北を分析〜11月5日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

金子勝「僅差の敗北で比例代表が取れなかったのが何故なのか良く考えたほうがいい」衆院選の立憲民主党敗北を分析〜11月5日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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11月5日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)大竹紳士交遊録に金子勝が登場し、今回の衆議院選挙に関する私見を述べた。

金子氏は立憲民主党の敗北についてこう分析する。

「事実としては小選挙区の惜敗率90%以上の選挙区が2割弱あった。それがひっくり返っていたら全然結果は違っていただろうというのはあった。僅差の敗北で比例代表が取れなかったのが何故なのか良く考えたほうがいい。早く若い世代に一新したほうがいい。小川淳也とか大串博志とかちょっとキレてるくらいじゃないとダメ。野党共闘をやめたからどうなるかと言ったら、また同じ一強他弱に戻るだけ。結局何が足りなかったのか真剣に総括する必要がある。地力を作れなかったという反省が正しい。再生委員会を開いて分析をするとか。(個人的には)立憲民主党は日常的な活動が足りない。日本維新の会と極端に違う。枝野さんが議論を封じてしまっていて、(幼保無償化をパクられて負けた経験から)党内の論争を活発にしていなかったのが良くなかったと思う」

シャドウキャビネットみたいな話もありましたね。という大竹には、

「そう。どんどんどんどん論争して勝つくらいの気概がないと政権は取れない。そういう覚悟が必要。何もしないで野党共闘が正しいか論争しても無駄なエネルギー。連合の大手組合に従ったって良くなるわけではない」とした。

また、共産党について金子氏は、あくまでも個人的な意見としつつ、「名前を変えることを考えたほうがいい。西欧諸国ではほとんど名前を変えた。名前を変えて党の体質が変わることを危惧する古い党員の意見もわからないわけではないが、1990年代に旧ソ連が崩壊した時点で西欧諸国はだんだんと変わっていって、現在は左派社会民主主義政党みたいに変わっている。それで一定の支持を得て定着している」と大胆な意見を述べた。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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