『ワクチン・検査パッケージ』導入に先立って行われた技術実証、その結果は? ~ニュースワイドSAKIDORI

『ワクチン・検査パッケージ』導入に先立って行われた技術実証、その結果は? ~ニュースワイドSAKIDORI

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新型コロナウイルスのワクチン接種や検査の証明で行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」制度。埼玉県は、政府の正式決定に先立ち、この「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証を上尾市の飲食店41店舗を対象に国と共同で行い、その結果を16日に公表した。
文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、この技術実証に参加した埼玉県上尾市「フレスコカフェ」の店長、祢津拓磨さんに電話を繋ぎ、話を聞いた。

今回の技術実証で、ワクチンの接種証明と検査の陰性証明は、どのように確認したのか?
―目視で確認した。確認が済んだら席に案内し、アンケート用紙への記入をお願いした。

実際に参加してどのような事を感じたか?
―お客様が安心して寛ぐことができる空間を作れたことは良かったと思った。ただ混んだ日はお客さまを待たせてしまう事が多かった。

人手を増やせばどうにか対応できたのか?
―確認するスタッフを一人増やせばちょうどいい感じだったと思うが、人件費を増やす事は店としては負担。

技術実証では、ワクチンの接種証明と陰性証明の提示が無かったお客さんに一定のエリアに座ってもらい、利用時間や酒類の提供時間に制限を設けたとの事だが、お客さんの反応は?
―証明書を持ってきたお客様は久しぶりに飲めて嬉しそうだったが、持ってきていなかったお客様は制限時間が来ると「ああ、もうこんな時間か…」と不満そうな様子を見せていた。また席への誘導が遅れたお客様の中には「もう、面倒くさいから帰る」と言って店を出てしまった方もいた。

祢津さんは今後の改善点として、「接種証明と検査の陰性証明のアプリをもっとしっかりしたものに改善して頂き、事前の告知も、もっとしっかり行って頂きたい」と語った。

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