台湾有事―アメリカと中国が軍事衝突する可能性は?~11月26日斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!

台湾有事―アメリカと中国が軍事衝突する可能性は?~11月26日斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!

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アメリカの下院議員5人が25日、米軍機で台湾を訪れ蔡英文総統と会談した。これを受けて中国国防省の報道官は会見で「台湾や南シナ海で挑発行動に出ている米軍に中国は真っ向から対抗しなければならない」とアメリカを牽制した。台湾周辺で米中が軍事衝突する可能性はあるのか? 文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、台湾や中国の問題に詳しいジャーナリストで大東文化大学特任協教授の野嶋剛さんに電話を繋いだ。

 

最近の中国やアメリカの動きから、台湾有事の可能性は考えられるか?
―中国、アメリカ双方、抑制的に考えていると思うので、中国が台湾への上陸作戦を敢行するような全面的な衝突が起こる可能性は非常に低いと思う。一方で「最近のアメリカと台湾の接近」に対する中国のいら立ちは高まっていて、それに対する威嚇的な行動もかつてないレベルにまで来ている。そういう点では中国と台湾の間で偶発的に何らかの衝突が起こるリスクは高まっているので注意が必要だ。

 

習近平国家主席は台湾問題について「最も重要で、最も敏感な核心的問題」と繰り返し発言しているが、これについてどう思うか?
中国にとって台湾問題は「解放戦争」の一部という位置づけ。中国が自国の軍を「人民解放軍」という名称で呼んでいるのは、中国が未だに「解放戦争」すなわち「国家統一の戦争」を行っているという認識からであり、中国の国家統一の「最後のピース」が台湾である。習近平主席は、台湾に関して自分の在任中に何らかの成果を残し、建国の功績を残した毛沢東や、改革開放による経済成長という功績を残した鄧小平に、肩を並べたいと思っているので、台湾問題について過去の指導者に比べて強硬に出ているのだと思う。

 

旬のニュースをジャーリスティックな視点で掘り下げる文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」は月~金 午後3時半~5時50分に放送中。

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