「うまい棒」発売以来初の値上げ 広がる食品高騰を乗り切る方法は? ~1月25日「おはよう寺ちゃん」

「うまい棒」発売以来初の値上げ 広がる食品高騰を乗り切る方法は? ~1月25日「おはよう寺ちゃん」

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1月25日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、駄菓子メーカーのやおきん(株式会社やおきん)が販売する人気商品「うまい棒」の希望小売価格が10円から12円に値上げされることについて、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と、寺島尚正アナウンサーが意見を交わした。

可処分所得が増えればこれくらいの値上げも大丈夫

うまい棒は、子供や若者を中心に人気のあるお菓子の1つ。チーズ味やめんたい味などさまざまな種類があり、今回の値上げでは全種類一律の価格引き上げとなる。原材料高が今回の値上げの原因で、主な原料となっているアメリカ産のとうもろこしと植物油脂の価格が上がっていると見られている。これまでに原材料高を理由に内容量を減らしたことはあったが、価格は据え置きだった。

「値上げは1979年の発売以来、初めてです」(寺島アナ)

寺島アナから意見を求められた田中氏は「米国産のとうもろこしを使っているというのがポイントだと思いますね。アメリカの食料品の価格が上がっていることは明白なので」と指摘した。さらに、田中氏は自身とうまい棒との直近のエピソードを紹介。

「うまい棒、実は私も好きでしてね。おはよう寺ちゃんに来るためにタクシーを利用するのですが、私が放送終わって帰ると駄菓子屋さんに変身しまして。で、『お疲れ様でした』と言って、うまい棒を出してくれるんですね。12円に値上げだから、もう出してもらえないかもしれないです」(田中氏)

これには寺島アナも「うまい棒を出してくれるんですか」と驚いた様子だった。

「タクシー業界も今、大変なんですよ。深夜時間帯に利用者が激減しているみたいなので。(中略)タクシー関係だけじゃなくて、いろんな飲食関係と旅行関係と落ち込みが激しい業態に、消費の拡大というところでテコ入れしないといけないと思います。その分、みんなの可処分所得(=使えるお金)が増えれば、うまい棒もこれくらいの値上げも大丈夫。10本でも20本でも食べたろかいと」(田中氏)

ちなみに、値上げはうまい棒だけではない。カルビーのポテトチップスも値上げで、じゃがりこは減量する、と発表されているなど、多岐に及ぶ懸念がある。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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