湯山昭の世界を堪能! トリビュートコンサートの情報をいち早く紹介します 〜ニュースワイドSAKIDORI!

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文化放送「ニュースワイドSAKIDORI!」で毎週月曜日にお送りしているコーナー「サキドリ最前線」。14日(月)の放送では、吉田愛梨レポーターが、日本のクラシック音楽史上最も大衆に愛された作曲家湯山昭さんの曲を届けるコンサートについて、昭さんの娘であり、コンサートを手掛ける湯山玲子さんにじっくり話を聞いた。

番組冒頭は、湯山昭のピアノ曲集『お菓子の世界』より、「バウムクーヘン」のゴージャスなメロディーと共にお送りした。
湯山昭さんは現在89歳で、子どものためのピアノ曲や、合唱曲、歌曲など、これまで世に送り出した曲は1000曲を超える作曲家だ。
そして彼のコンサートプロデューサーを努めているのが、「湯山昭の曲を世界中で一番聴いている」と語る湯山昭さんの娘、湯山玲子さんだ。
トリビュートコンサートは、去年2月に岐阜県高山市で行われたコンサートが初演だが、一夜限りのコンサートだった為、多くの再演を熱望する声があった。そこで今回東京での再演が決定したのだ。
コンサートでは、現在153版という重版を重ねるピアノ曲集「お菓子の世界」を抜粋して、湯山昭ファンと公言する現代音楽家の新垣隆さんが演奏する。
特に注目されるのが脈々と歌い継がれているという男声合唱曲「ゆうやけの歌」だ。川崎洋さんによる強烈な歌詞と湯山昭さんの刺激的な音楽がインパクトを与える曲だが、今回は、合唱曲を男声8声に編曲した声楽アンサンブルでオペラユニット「THE LEGEND」によって披露される。その他、「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」、「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」など、幅広いプログラムで構成されている。


湯山玲子さんは、父の湯山昭さんについて、「子バカにしか思われないかもしれないが、私自身ポップスやクラブミュージックなど様々な音楽に触れてきたキャリアがあるが、大天才だ。メロディーが突出して魅力的だ。コード感覚がモダンでラヴェルやプーランク、フォーレのある意味で継承者ともいえる。日本のクラシック音楽史上最も大衆に愛された作曲家ではないかと思う。」と熱く語った。
今回ご紹介したトリビュート・コンサート「湯山昭の音楽」は、2022年3月27日(日)午後3時開演。チケットは全席指定 S席8,800円、A席7,700円で現在発売中だ。
公式サイト(https://www.yuyamaakira.work/)では、プログラムの曲目をYouTubeで聴くことができる。湯山昭さんの表情豊かな音楽は、音楽ファンのみならず、誰もが虜になるのではないだろうか。吉田愛梨レポーター曰く、「YouTubeで予習をしてから、コンサートで生演奏を聴くと楽しさも倍増!!」とのこと。ぜひオススメしたい。

『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』は平日午後3時30分~5時50分、文化放送(AM1134KHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。
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