新しい選挙のカタチ?『住民の演説を候補者が聞く』

新しい選挙のカタチ?『住民の演説を候補者が聞く』

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東京・杉並区の新区長は選挙戦の街頭演説で住民にマイクを持たせ自由に喋らせ、自分は最前列に座って話を聞いていたという。6月21日「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、全国各地の選挙を取材するジャーナリストの畠山理仁氏に杉並区長選の様子を伝えてもらった。

大竹「杉並区長に当選したのは岸本聡子さん」

畠山「187票差でしたね」

大竹「前区長を退けて当選しましたが、投票率が前より5ポイントくらい上がった?」

畠山「そうです。5.5ポイント上がりました。岸本さんは杉並区在住ではなかったんですが、杉並の住民の方々が区長候補を現職ではなく別の候補を立てようということで海外にお住まいだった岸本さんを口説いたんです。岸本さんは選挙の2か月前に杉並にいらして、そこから地元の住民の方と選挙運動をやって投票率を5ポイント上げたっていうのが凄い」

大竹「凄いですね。落下傘候補のような感じですか?」

畠山「そうですね。今まで政治の世界に関与する人って本当に限られた世界の人しかいなかったわけですね。ですが自治体の首長の場合は、その地域に住んでいなくても立候補できるということが法律で認められれているので優秀な人材を呼んできて、その地域の硬直した政治状況を打破して新しい風を吹き込むことができる仕組みになっているんです。それを住民の方がうまく利用して魅力的な候補を呼んできたっていうことです」

大竹「前区長が落ちた理由は何ですか?」

畠山「去年の7月に公用車を使って群馬県にゴルフに行ってしまったり…」

大竹「コロナの期間ですよね?」

畠山「そうです。あと住民が陳情しても、その声をなかなか聞いてくれなかったという不満が住民の中にはあったようです」

大竹「岸本さんはどんなことをおっしゃりながら当選したんですか?」

畠山「今回の杉並区長選は民主主義の原点を思い出させるような有権者と候補者が選挙を通じてお互いに成長していく過程がみられる選挙だったような気がします。特徴的だったのは政策が最初バージョン0だったのが、区民の方と対話する中で最終日にはバージョン3まで政策がバージョンアップしていったんです。街頭演説って普通は一方的に候補者が話しますよね。でも岸本さんの街頭演説を見に行くと岸本さんは最前列で地べたに座って聞いてるんですよ。それで区民の方がマイクを持って今の区政に対して思っていることを自由に述べると岸本さんが座りながら『うお~~~』って拍手したり頷いたりして、そこで聞いた声を政策に反映させていくんです」

大竹「従来の選挙の方法と違っていたんですね?」

この他にも番組では畠山理仁さんが選挙の様子を報告しています。もっと知りたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

畠山理仁さんは番組の「大竹メインディッシュ」のコーナーにご出演です。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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