村上信五くんと経済クン「地球の歩き方とムーが異色のコラボで大ヒット！」

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左：「地球の歩き方」編集長・宮田崇さん　
右：「地球の歩き方ムー～異世界の歩き方～」編集プロデューサー・池田祐子さん
【「地球の歩き方ムー～異世界の歩き方～」】
全416ページカラーで2420円（税込）。読者層で一番多いのは30代～50代。しかし20代の女性や小学生も読んでくれている。コラボのきっかけは、2021年1月「地球の歩き方」が学研グループに入ったこと。そして新たに就任した「地球の歩き方」の社長が月刊ムーの元編集部員だった。その縁がきっかけでコラボすることに。地球の歩き方とムー、両方の視点から解説をしている。
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【池田プロデューサーが選ぶ好きな特集ベスト３】
第３位：巻頭グラビア
→モアイやピラミッドなど、地球の歩き方とムーそれぞれの視点から解説しているページが交互に載っている。今回の本のコンセプトが一番わかりやすく表現されている。

第２位：折り込みの世界地図や年表、巻末の旅の会話や持ち物リスト
→全て地球の歩き方の定番コンテンツだが、例えば世界地図だと表はふつうの地球の歩き方だが裏はムーの視点でのマップとなっている。

第１位：「沈んだ大陸の痕跡を探しに」の章
→ムー大陸やアトランティス大陸、レムリアなど、１万年以上前の現代以上の高度な技術を持ちながらも海底に沈んでしまった大陸の伝説が世界中に残っている。その伝説の紹介をしつつ、現在も幻の大陸の遺構ではないかといわれているスポットを紹介。ムー大陸は日本ともつながりが深いといわれていて、与那国島の海底地形も何かしら関係があるのではないかといわれている。
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【「地球の歩き方」編集長の宮田さんから見た今の旅行業界は？】
コロナ禍の２年間耐えてきたことがようやく報われるのではないかという兆しを感じている。「地球の歩き方」のスタッフも改訂版を作るために第１弾の取材に出ているところ。コロナ禍の間は、旅行に行けないため、東京から出ないで東京で楽しむシリーズなど、今までになかった新しい旅のプランを提案する「地球の歩き方」を作っていた。
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【「地球の歩き方」編集長・宮田さんが選ぶ！この夏の新しい旅の提案となるオススメの「地球の歩き方」】
⓵「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボ本
→海外の実在する場所が舞台となっているので、ジョジョの世界を地球の歩き方が実際に歩かせるための本を今作っているところ。アメリカやイタリア、香港からエジプト、日本でいうと仙台なども出てくる。

⓶「東京で楽しむアジアの国々」
→まだなかなか外国に行きにくい中で、東京で触れられる海外シリーズを作った。その最新版。錦糸町ならタイ文化、神保町は南アジアなど。日本に駐在している現地の方が通っているお店などが多く、日本語が通じないこともある。

⓷「東京多摩地域」
→東京の中でも西半分が多摩。東京は大都会というイメージがあるが、多摩は緑が溢れている。以前、東京編を作ったところ、多摩のページ数がかなり少なく、多くの苦情が来たことをきっかけ多摩だけで本を作った。永久保存版として出したが売れたため、すでに改訂が決まっている。
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個人的にも気になっていた「地球の歩き方」と「ムー」のコラボ本！色々とお話を伺えてよかったです！まだなかなか海外旅行に行きにくい中、眺めているだけで少し不思議な世界に連れていってくれるような本で、読み応えも抜群でした。村上さんは与那国島の海底地形が気になるとのこと。私はピラミッドやネス湖を見に行きたいなぁ…と思いました。「地球の歩き方」編集部のみなさんも取材に動き始めているということで…はやくコロナの心配なく海外旅行に行ける日が来ますように！そして村上さんも早くダイビングに行ける日がやってきますように！
坂口愛美