BSN新潟放送・近藤丈靖アナが登場。新潟弁を広め、新潟弁から広がった15年間

BSN新潟放送・近藤丈靖アナが登場。新潟弁を広め、新潟弁から広がった15年間

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7月1日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにBSN新潟放送の近藤丈靖アナウンサーが登場した。パーソナリティを務める「近藤丈靖の独占ごきげんアワー」(月曜~木曜・午前9時~11時50分)は今年、15周年を迎えた長寿番組だ。

山根良顕「長続きしている秘訣ってあります?」

近藤丈靖「最初に担当したプロデューサーがかなりイケイケな感じで。祝日であればすべて公開生放送という。局のスタジオで、というのではなくて、ショッピングセンターだとか、街の交差点の辺りとかで。そういうのが喜ばれたのかなという感じがします」

山根「地元の人と直に触れあって、みたいなことを最初からやっていたんですね」

近藤「あと新潟弁のコーナーというのが、おかげさまで人気ありまして」

山根「新潟ってあまり方言のイメージないですね」

近藤「恥ずかしがっちゃうんですよ。東京や大阪の方を前にすると、標準語で自分を守りに入る」

坂口愛美「せっかくなので聞いてみますか、新潟弁」

近藤「いやこんげところに、きょう呼んでもらって、ほんのきに、しょうしいですろも」

山根「聴き慣れない言葉が並びましたね、『しょうしい』って……」

近藤「『恥ずかしい』って意味ですね。こういう方言を中心にしたコーナーがウケて、地道にやってきた。それが核にあるから、ここまで続いてきたんじゃないかなと思うんです」

坂口「新潟弁を使ったコーナーって、どういうものがあるんですか?」

近藤「私、大学で外国語専攻だったものですから。ラジオ講座で英語やフランス語、中国語とかありますけど、なんで方言がないんだろうと思っていまして。ガチガチの堅い新潟弁講座というのをやりました。堅ければ堅いほど笑ってくれるんじゃないかって」

山根「この人、何やってんだ、みたいな感じでね(笑)」

近藤「それがよかったようですね。私が毎週水曜に、新潟弁でヒット曲を歌う『新潟弁カバー』というのがあって、ワンコーラス熱唱するんです。今週は山崎まさよしさんの『One more time,One more chance』、先日は平和への祈りを込めてジョン・レノンの『イマジン』……」

山根「『イマジン』を新潟弁で!?」

近藤「まず頑張って和訳して、それを新潟弁にしたんです。『想像してみれ~……』と。TRF、King & Prince、菅田将暉も歌いました」

坂口「あとなぞなぞのコーナーがあると?」

近藤「顔が見えないのをいいことに別の人格になるコーナーがありまして。『さっさんのなぞなぞ大好き』では、新潟によくいそうなおじさんを演じて。電話をつないで、園児からなぞなぞを出してもらって答える。佐藤さんのことを新潟の方は『さっさん、さっさん』と言うんです」

山根「園児がなぞなぞを出してきて、おもしろかったエピソードってありますか?」

近藤「5歳時、6歳児ですので、普通に会話が成り立つということはまずなくて。ヒント出してくださいと言ったら、だいたい答えを言う。問題出してと言ったら、問題を言ってくれない」

山根「いいね、そのコーナー(笑)。ちっちゃい子がラジオでしゃべるの好きなんだよ」

近藤「何も言わずシーンとして、横にいる先生もフォローをまったくしないとか。それがいいんですよ」

坂口「夏休みに『おとなりさん』でもお子さんと何かできたらいいですね(笑)」

新潟弁企画で大好評を得た近藤さん。テレビ番組で新潟弁の講師を務めるコーナーができたり、自動販売機で声が使われたりと、広がりを見せたという。リスナーからの推薦メールを受け、近藤さんが阿部寛さん、堺雅人さんらのモノマネを披露する場面もあった。

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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