村上信五くんと経済クン「新しい旅の形“おてつたび”をお勉強！」

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【“おてつたび”とは？】
“おてつだい”と“たび”を掛け合わせた造語。地域の短期的・季節的な人手不足で困っている収穫時の農家やハイシーズンの旅館のお手伝いをしながら旅ができるサービス。お手伝いをすると報酬が得られる。永岡さんが27歳の時、2018年7月創業。現在、登録者はおよそ２万人。地域側の受け入れ事業者はおよそ700。
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【利用方法】
おてつたびのホームページでマイページ情報を登録し、簡単な自己紹介やスキルを記入する。その後、行きたい日や地域から選んで応募し、マッチングが成立したらおてつたびに参加できる。
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【働く期間や利用者】
１週間～10日のものが多いが、中には日帰りや１ヵ月間以上のものもある。大学生を中心とした20代の利用者が多いが、アクティブシニアの方や転職活動中の方も多い。また、飲食店の関係者が生産の現場を知りたい、と農家さんのところへ行くケースもある。
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【利用した人の感想】
何度も帰りたいと思える第二の故郷ができたという声が多い。事業者側からも、人手不足解消だけでなく、その後何度も訪れたりと良い関係性を築けているという声が寄せられている。
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【お手伝いに対する報酬は？】
地域の受け入れ業者側が設定できる。地域の最低賃金以上で設定してもらっている。
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【利用者はお客様ではなく“仲間”】
おてつたびは「体験を売っているわけではない」ということを伝えている。ここでいう体験とは、「美しいものや楽しいものだけを体験し、それに対してお金を支払うこと」。おてつたびはその逆で、美しいところだけではなく大変な面や地域の本当の課題などの側面を見てもらう。それでこそ、地域の人と本当の意味で関係を築くことができると考えている。中には、おてつたびをきっかけに移住する人もいる。
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【“おてつたび”を始めたきっかけ】
永岡さんは三重県尾鷲市出身。東京からだと車でも電車でも６時間ほどかかる。「どこそこ？」と言われることが多かったが、大好きな土地だった。そういう場所にスポットライトを当てたいと26歳の時にサラリーマンをやめた。その時は想いがあるだけでノープランだったが、どうすればそういう地域に人が来る流れを作れるかを考え、半年間東京の家を解約して夜行バスでいろいろな地域を巡った。そんな中で思いついたのが“おてつたび”。「お手伝いをする」という新しい目的を作ることで、人手不足を解消しつつ、いろいろな地域に行く流れを作ろうと思った。
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【コロナ禍の“おてつたび”は？】
少しずつ芽が出てきて社員も増やしたタイミングだった。移動が制限される中、何かできることはないかと、地域の人たちにできるだけ連絡をとるようにしていた。
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【今後の展望は？】
“おてつたび”が当たり前の日常の選択肢に入るようになってほしい。カジュアルに「どこそこ？」といわれるような場所に行ける仕組みを作っていきたい。その先に地域が支え合える未来があると良い。
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おてつたびのHPを見ていると、魅力的な土地でのお手伝いがたくさんありました…！奄美の高級ホテルに泊まるためにお金を貯めないといけない私坂口。今、土日の休みなどで行けるおてつたびがないか日々チェックしております！そして、個人的には同世代の永岡さんの想いや行動にもかなり刺激を受けました！
ちなみに村上さんは、もし行けるのであれば海の仕事をしてみたいということです。
坂口愛美