空手とダンスの融合!? 『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

空手とダンスの融合!? 『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第365回 7/10の放送を終えて

なんと!クボジュンさんが1年半ぶりに日本に帰って参りました!
久々の文化放送のスタジオです!

今週は、演出家の宮本亞門さんにお越しいただきました。
亞門さん演出の新作ミュージカル『カラテ・キッド』が、先月アメリカ・セントルイスで開幕され、1ヶ月ほどトライアウト公演が行われました。
「トライアウト公演」とは、新作ミュージカルをニューヨーク・ブローウェイで上演する際に、事前に行われる試演会のことで、観客や批評家の反応を見る為に行われます。また、スポンサーの方に観てもらい、この作品に投資をできるかどうかを確認してもらう公演だと言います。スポンサーを募ること、話題にすることが目的のトライアウト公演なのだそうです。
『カラテ・キッド』は、日本では『ベスト・キッド』で親しまれた映画をミュージカル化した作品です。空手は空手でも、沖縄の空手は舞踊のような空手だと言います。また、作品は音楽にも工夫があり、お琴ではなく三線など、沖縄の音にもこだわりがあったそうです。亞門さんは、「西洋社会に沖縄の心を伝えて、次の未来へのヒントになればいいなと思っている」と語ってくださいました。

亞門さん曰く、ブロードウェイでは、人々は平等であり、差別をしてはいけない、という精神が強いそうです。ブラック・ライブズ・マターがあった後に、ブロードウェイは大きく変わったと言います。誰か1人でも不愉快な思いをした場合は全員と話そう、という方向性なのだとか。全員の意見を聞いて、全員が責任を持ってやっていくという考え方だそうです。
人を傷付ける言葉や容姿的な事を言うのはもちろん、相手を否定していたらダメなのですが、中には、決めつけている発言として「マイノリティ」がNGなのだとか。
亞門さんは、いきすぎでもあるとおっしゃっていました。
「みんな、行こうよ」といったニュアンスの呼びかけ言葉で、日常で割と使われていた「ヘイ、ガイズ」も、今ではNGだと言います。これは男性と決めつけた言葉であると、ブロードウェイ全体で、あらゆる言葉がNGになりつつあるのだとか。
しかし、教えていた先生が最後に、つい「ヘイ、ガイズ」と言ってしまったそうで、「あ、すみません私、言っちゃいました」と謝罪していたそうです。

宮本亞門さんからお知らせです。
今週の水曜日、13日から17日までの4日間、上野の東京文化会館大ホールで、宮本亞門さん演出の、ワーグナーの最後の作品であるオペラ「パルジファル」が上演されます。
S席は2万円ですが、学生チケットは、なんと2千円!
夏休みの思い出に是非!

次週も宮本亞門さんにお話を伺います。

お楽しみに! See you!

【本日の1曲目】 Cruel Summer / バナナラマ 
【宮本亞門さん選曲】 We Are The World / USA for AFRICA 
(文/スタッフC)

川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/

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この記事の番組情報


川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

日 9:00〜9:30

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