【西武】辻監督インタビュー…今日から仕切り直しの楽天戦！東北の地で首位をがっちりキープだ！

――昨日までのファイターズ3連戦、悔しい結果になりました。「あともう一歩！」というところでしたが、今日からの楽天3連戦、しっかり戦って！来週ホームですからね！まずは今日の戦いというところになりましょうか？

辻「はい、まあ、そうですね。終わったことですからね、昨日までのことは。ただでも、本当に昨日もね、松本が素晴らしいピッチングをしてくれて、勝たせてあげたかったんですけど、ただ大きな収穫だと思います。あそこまで1人で投げ切ったということはね。今後のチームに大きな影響を与えてくれればと思いますし、他の先発陣に力をね、与えてくれればいいかなと」

――監督もベンチからご覧になっていて、松本投手の気持ちや気迫を感じられたんじゃないかと思うんですが？

辻「その通りですね、しっかりとバッターに向かっていく姿がね、本当に失投が3～4球ですよ。まあ、そのぐらいの失投を打たれて負けてしまったというところなんでね、それも野球でしょうけど、内容は素晴らしかったですね！」

――先発ピッチャーの松本投手がその姿を見せてくれて、今日の先発の今井投手も松本投手のピッチングに感じるところもあったんじゃないかと思うんですけどね？

辻「そうですね、今井に関しては復帰してからそういう姿勢を感じられます。マウンドに上がったらね、やっぱり自分が離脱していたこともあってね、これからはしっかりとチームの優勝に貢献したいというね、頑張るんだという姿を見せてくれていると思います！」

――その今井投手、前回は5回で6つのフォアボール、1つのデッドボールということで序盤からフォアボールを出す展開だったんですけども、監督は前回の今井投手についてどのようにご覧になっていたでしょうか？

辻「初回3失点でしたよね？その後球数も増えて5回まで投げられなかったんですけども、そういうところもまた成長だと思いますよ。1回に取られても次の得点を与えずに踏ん張ったということですね。前回に関しては、変化球、カットボールとチェンジアップがあまりにも決まらなくて苦労したんで、そこは十分、それからの練習で修正していると思います。」

――投手陣でいいますと、リリーフ陣の主役の1人の平良投手がおととい、右手中指痛で離脱し、ファンもかなり心配していますが、監督はどのような報告を受けているのでしょうか？

辻「今年もシーズン中何度かあってね、その都度重傷に至らず、治療して貰って次の日は投げたら大丈夫ということだったんですが、ちょっと痛みが引かなかったんで、ここは無理せず、これから終盤にかけて大事な試合が続くんで、ここはしっかりと万全な体調に戻すためにも抹消したんです」

――なるほど。見通しとしてはどうでしょうか？10日で戻って来られればいいなというところでしょうかね？

辻「いや～まだ検査の結果を聞いてないんで、わからないですね」

――そうですか。とにかく大事に至らなければというところですね。で、バッター陣はヒットもよく出ているという感じなんですけど、繋がりひとつというところでしょうかね？ファイターズ戦を見ていると。

辻「もちろんそうですね、野球はいくらヒットを10本打ってもチャンスで打てないと点が取れない時もあるでしょうし、ここでヒットを1本というところでの出るか出ないかだと思いますし、そういう意味ではね、負けはしましたけどベンチの雰囲気はいいし、選手たちも前向きに明るくやってるんで、監督・コーチの我々が沈むわけにはいかないんで。とにかく、選手たちと一緒にワイワイ言いながら試合に集中して戦っていますよ」

――いいですね、チーム全体でファイティングポーズを取っているということですね。打線の中でも外崎、源田という1・2番がファイターズ戦でもいい働きをしていましたね？

辻「やっぱり外崎が渋いヒットであったり、色んな形で出塁することがね、源田も活きますし、そこからのクリーンアップも復調してきましたしね、そういう意味では1・2番の出塁、活躍がチームに勢いをつけるんで」

――楽天生命パークでの楽天戦は、ビジター6連勝中です。データも後押ししております。その勢いに乗って、ビジターでの連勝をさらに増やすべく、ナイスゲーム・勝利を今日も期待しております！

辻「はい！ナイスゲームになるように頑張ります！」

※インタビュアー：文化放送・高橋将市アナウンサー