伊勢佐木町ブルース、あぶない刑事、崎陽軒……。横浜ソングをたっぷりと

伊勢佐木町ブルース、あぶない刑事、崎陽軒……。横浜ソングをたっぷりと

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8月28日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』「横浜」をテーマにお届けしました! 1927年のこの日、東京横浜電鉄(現在の東急)渋谷線の渋谷-丸子多摩川間が開業したことにちなんだテーマです。

鷲崎健「我々……というか東京に出てきて20何年ですけど。東京の人間にとって横浜は近いような遠いような、特別な場所です。横浜ソング、山ほどある中から、1曲目はこちらを選んでみました」

♪「伊勢佐木町ブルース」/青江三奈

 鷲崎「ニューヨークでのライブ盤ですね、1995年に発売されました。トップジャズメンを起用してのライブです。もともとジャズがお好きで、ジャズを歌いたい人だったんですけど、満を持してといいますか。レゲエ調の『上を向いて歩こう』とか入っていて、ほかの曲も格好いいアルバムになっています。

ちなみに有名な『アーン、アーン』はレコ―ディングのときに『なんか寂しいから、なんか入れよう』といって入れたらしいです。そういうのが残るんですね。森進一さんと同期でデビューし、ともに『ため息路線』といわれたみたいですよ。2曲目、横浜といえばこれだろうなと。いろんなカバーバージョンがありまして、このカバーで楽しんでいただこうと思います」

♪「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」/マキシマム

 鷲崎「マキシマムはもともとザ・キューピッツという名前で活動していまして。『ホイホイ・ミュージックスクール』って、聞いたことある人はあるんじゃないかな。日本テレビのタレントスカウト番組でデビューされて。ビートルズの乱暴な日本語カバーをしていたんですけど、そんなこと一言も言っていないという曲を歌っていて(笑)。まだ10代のときかな? 双子のコンビだったんですけど、マキシマムと名前を変えまして。

これは『マキシマム・ホット』というアルバムからで、そこで小原礼さん、大村憲司さん、村上 “ポンタ” 秀一さん、浜口茂外也さん……名うてのミュージシャンと一緒に。この曲のほかにも井上陽水さんの『氷の世界』、久保田麻琴さん、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、キャロル、はっぴいえんど、外道等々。いろんな方のカバーをされているんですね。『アタイたちにゃ挨拶なしさ』、格好いいですね。……挨拶ない人いますね、辞めた社員で」

松井佐祐里「え? なんでしょう(笑)?」

鷲崎「なんの話ですかね(笑)。続きまして! 横浜といえば我々の世代からすれば絶対的に『あぶない刑事』なんです。2016年にフィルムコンサートを行っておりまして、そちらの音源を。2曲、聴いていただきましょう」

♪「Running Shot」/あぶ刑事 SPECIAL BAND feat. 柴田恭兵

♪「冷たい太陽」/あぶ刑事 SPECIAL BAND feat. 舘ひろし

鷲崎「あ~、青春!」

松井「Twitterも沸いています!」

鷲崎「(テレビ放送は)僕が小中学生ぐらいだったかな。2016年に完結編がありまして。そのときCDボックスの発売を経て行われたフィルムコンサートでございます。インスト曲の演奏もありましたけど、ボーカルのデータは別で、お二方が来られたわけではないんです。声に合わせて、生の演奏があったと。

バンマスが『あぶない刑事』のサントラを手がけた安部潤さんで、元FIELD OF VIEWの方ですね。ベースが元カシオペアの櫻井哲夫さん。ドラムの川口千里さんは、当時大学生! 世界的なドラムサイト、ドラマーワールドで世界のトップドラマー500の中に選ばれたんですって。ほかにも名うてのミュージシャンが参加して行われたライブでございます。

オープニングのあの曲も入っていますし。これ自体が音源化されていますので、気になる方はチェックしてください。続いては、この時季にピッタリかもしれませんね」

♪「蒸し暑い中華街」/ミックスナッツハウス

 鷲崎「『レコスケくん』とかでおなじみの本秀康さんが主宰する雷音レコードというのがありまして、そのリリースの第1弾作品なんですね。カクバリズム関係とか片想いとか、東京インディーシーンの重要人物である、あだち麗三郎さんの完全プロデュース作品でして。

なんていうんでしょうね、いいメロとハッピーな歌詞とポップなアレンジと。まっすぐハッピーな楽曲、インディーシーンでも珍しいので、かけさせていただきました。本日最後の曲はこちらでございます」

 ♪「崎陽軒「シウマイ旅情」」/ザ・ヴァイオレッツ ハニーナイツ

 鷲崎「食べたくなるでしょう? みなさんご存じ、崎陽軒のシウマイ弁当の歌でございます。1968年、崎陽軒創業60周年を記念して製作されたPR映画『シウマイに夢をのせて』の主題歌だったと。調べて初めて知ったんですけど(笑)。1908年に横浜駅、現在の桜木町駅の構内の売店として開業したんですって。長く愛されている崎陽軒です」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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鷲崎健のヒマからぼたもち

鷲崎健のヒマからぼたもち

日 14:00~16:00

漫画や音楽・ファッション・スポーツなど、じっくり見つめ直すと人生が豊かになるかもしれない、という様々な「趣味のカケラ」をリスナーと共有し、“余分な時間…

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