村上佳菜子、ソチオリンピック出場を決めた「究極の選択」とは!?

村上佳菜子、ソチオリンピック出場を決めた「究極の選択」とは!?

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8月30日の「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー、「10時のおとなりさん」に、

プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんが登場! 村上さんが大好きな「かき氷」のお話や、競技生活時代のソチオリンピック出場にまつわる苦労話やこぼれ話など、様々なエピソードを元気いっぱい披露してくれた。

坂口愛美アナ「私も選手の皆さんに憧れてスケートをちょっとだけ習ってた時期があったので村上佳菜子さんは大好きなんですけど、村上さんは小学6年生の頃にはトリプルアクセルを飛んでいらっしゃったとか?」

村上佳菜子「飛んでたっていうよりは、練習してたって感じですかね? 試合のプログラムにも入れていた時があったんですけど、完成に至らずに終わってしまいましたが、チャレンジはずっとしていました」

坂口「村上さんはいつも滑る前に、おまじないみたいなことをされてましたよね?」

村上「はい、やってました。お爺ちゃんから教えてもらったおまじないを、自分の名前がコールされてからポーズを取るまでの間にやってました」

坂口「それ、どういうおまじないなのか言える範囲で……」

村上「秘密でーす!!(笑)」

坂口「あぁ、秘密かぁ~っ!(笑)でも、あれをやると大分気持ち変わりますか?」

村上「変わります。緊張がほぐれます」

高橋優「(緊張がほぐれるおまじないがあって)いいなぁ~っ!」

坂口「2014年のソチオリンピックの出場権を賭けて戦った日本選手権で、印象的な出来事があったそうですね?」

村上「そのシーズンは前半の大会の順位がほぼビリだったんですよ。もう全然うまくいかなくて、環境が変わったりして気持ちのスイッチが入らなくて、でもオリンピックの出場がかかっているシーズンっていう、すごくメンタル的にも大変だったんです。フィギュアスケートってショートとフリーっていう2曲滑るんですけど、ショートの方の曲が自分の動くタイミングとリズムが合わなくて、何回やってもうまくジャンプがはまらなくて。それでオリンピックが決まるという全日本選手権の2週間前に曲を変える選択をして、もう夜中に練習したりとかして、もう、あれは結構究極の選択でしたね」

高橋「曲を変えるってことは、演じられるパフォーマンスも全部変わるってことですよね。それを2週間で用意したと。ちなみにその変えた曲は、リズムとかバチッと合ったってことですね?」

村上「はい、以前使ったことがあった曲の違う部分を繋げてもらって作った曲なので、リズム的にはその曲は自分に合ってるのがわかっていたので、先生がその曲って言った時に『ああ、もう大丈夫だ』と思いました」

高橋「2017年に競技生活からの引退を表明された、そのきっかけは?」

村上「ソチが終わった後に、山田満知子先生っていう、伊藤みどりさんや浅田真央ちゃんも習っていた先生がいるんですけど、その満知子先生に『もうあんた、ここで辞めた方がいいよ』って言われたんですよ。『もうこの先の方が若い子も出て来て苦しくなるから、オリンピックも出られたし、四大陸選手権でも優勝出来たんだから、ここで辞めるのが一番カッコいいんじゃない?』って言われたんですけど、私の中では不完全燃焼でまだやりたいっていう気持ちがあったので、『やらせてください!』ってお願いして。そこからはもう毎年最後だと思ってシーズンをこなしていて、ただひとつだけ決めていたのは、本当にソチが苦しかったので、次のオリンピックの前までに辞めるってことで、結局ギリギリになったのがこの2017年でした(笑)」

その後、村上さんは同時期に引退した浅田真央さんと一緒に沖縄県の宮古島へ旅行をし、思う存分エンジョイしたという。今は『将来は絶対宮古島で生涯を終える』と決めている程、宮古島のトリコになっているとのことだった。

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