村上信五くんと経済クン「史上初のワールドカップ女性審判員！山下良美さんの半生とは？」

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【山下良美さん】
1986年東京都生まれ。2012年に女子１級審判員の資格取得。2015年、FIFAの国際審判員に登録。全国高等学校サッカー選手権大会、AFCカップ、2019年には女性ワールドカップ、2021年には東京オリンピックの審判を経験。そして同じ年に、Ｊリーグ史上初の女性主審をつとめ、2022年7月に女性審判としては初のプロフェッショナル契約を結んだ。
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【どうしてサッカーの審判員になった？】
お兄様の影響で４歳の頃サッカーを始める。大学卒業後、サッカーを続けるためにどこのクラブに行こうかと考えていた時、大学の先輩に無理やり連れていかれて審判をしたのがきっかけ。最初は全く興味がなかったが、やっていくうちにその魅力に気づく。審判員はサッカーの魅力を引き出す仕事。今はサッカーの魅力を最大限に引き出したいという目標がある。
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【どのようなトレーニングをしている？】
審判にトレーニングは必須。１試合10キロ以上は走る中で、余裕をもって判定をしなければいけないため。今年の７月にプロ契約するまではフィットネスジムで働いていた。今は審判の仕事に集中できる環境が整った。
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【審判になるには？】
まずは４級の資格を取る。その後３級→２級→１級と資格を取る度に担当できる試合が変わってくる。テストは筆記・実技・体力テスト。テストは毎年受けなければならない。
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【どのようにしてワールドカップ審判員に選ばれたことを知った？】
オーストラリアの女性審判員の友人から「おめでとう」とメッセージが届き、インターネットで調べるとリストに名前が載っていたので知った。その後、正式に連絡が来た。選ばれたのが日本人１人だったので、責任を感じ、身が引き締まる思い。
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【カタールワールドカップの審判団】
主審36名、副審69名、VMO（ビデオ・マッチ・オフィシャル）24名と合計129名。FIFAの審判委員会が選定して、今回、男子のワールドカップとして初めて女性の審判員が６名選ばれた。主審には日本の山下良美さんのほか、フランス人のステファニー・フラパールさんとルワンダ人のサリマ・ムカンサンガさん。副審にはブラジルのノイザ・バックさん、メキシコのカレン・ディアス・メディナさん、アメリカのキャサリン・ネスビットさんが選ばれた。
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【試合に向けての準備はどんなことをする？】
まずは前の試合を反省し、分析する。その後、次の試合に向けての準備を始める。担当するチームがやってきた試合を見て分析したり、次の試合にどのような気持ちで臨んでくるか考えたり、チーム戦術を予想してそこで起こるかもしれないことをシミュレーションしたりする。
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【サッカーの女性審判員　これからどうなっていく？】
とにかく人が増えてほしい。審判員は注目されるべきポジションではないかもしれないが、少しでも目が向いて多くの人に興味を持ってもらいたい。女性審判員が増えることが、日本のサッカーの発展につながればと思う。
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【ワールドカップへの意気込み！】
ワールドカップの雰囲気を味わえるのが楽しみで仕方ない。全力を尽くす！
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世界の舞台で活躍される山下さん。女性審判員として新たな道を切り開いていかれる姿がとてもかっこいいです…！あと１ヵ月ほどで開幕するカタールワールドカップ。日本代表の試合はもちろんですが、山下さんが審判を務められる試合も、ジャッジに注目して観ようと思います！応援しています！！
坂口愛美