「判断甘かった」最強寒波で44時間立ち往生! なぜ防げなかったのか問題点を指摘

「判断甘かった」最強寒波で44時間立ち往生! なぜ防げなかったのか問題点を指摘

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1月27日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが新名神高速道路の立ち往生について意見を交わした。

状況によっては大事故に繋がりかねなかった

今季最強の寒波の影響で三重、滋賀両県境の新名神高速道路で続いた車の立ち往生は、発生から約44時間ぶりに解消された。大雪の際の立ち往生対策を巡っては、国や高速道路会社があらかじめ通行止めにする「予防的な通行止め」を進めるが、中日本高速道路は新名神で実施しなかった。同社は「降雪量が想定を超えた」としたが、結果的に判断の甘さが浮き彫りになった。

「通行止めを行わなかったことが、結果的に立ち往生を長引かせてしまったということなんですね。」(寺島アナ)

「あと、台風の時は今もう事前に鉄道とか全部止めちゃうじゃないですか。計画運休っていうやつですよね。雪のときも「しょうがないよね」って世の中が合意するようにならないといけないでしょう。おそらく止めたら止めたらで「大したことなかったじゃないか」とか文句を言うやつは絶対いるんですよ。止めても止めなくても文句を言う人はいるので、事前に何十年に一度の寒波が来ることが分かっていたら「止めます」という風に世の中を変えていかないと、しょうがないですよね。」(内藤氏)

専門家は「経済を担っている大動脈である高速道路を止める判断はかなり難しいが、早めの封鎖をすることがトータルで止める時間が短くなることにつながる面もある」と指摘している。

「その認識をみんなが共有しなきゃだめですよね。今回は、人が亡くなる話ではないのが不幸中の幸いでしたが、高速道路ですから状況によっては大事故に繋がりかねないでしょう。」(内藤氏)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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