“熱中症対策ウォッチカナリア”のBiodata Bank代表登場

“熱中症対策ウォッチカナリア”のBiodata Bank代表登場

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2月20日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、ゲストにBiodata Bank株式会社 代表取締役の安才武志さんをお迎えして、ウェアラブルデバイス「熱中対策ウォッチ カナリア」についてお話しいただいた。

なお、今週はL is B代表・横井太輔氏が体調不良のため、L is Bの広報活動を行う島山氏が代理を務めた。

文化放送・松井佐祐里アナ「企業プロフィールをご紹介させて頂きます。Biodata Bankは2018年に設立しました。“パーソナルデータをより身近に”をビジョンに、熱中症予防を目的としたウェアラブルデバイス“熱中対策ウォッチ カナリア”を提供しています。深部体温を非侵襲的に推定する独自技術を有するスタートアップです。改めて事業内容を詳しく教えて下さい」

Biodata Bank株式会社代表取締役・安才武志氏「人間の体内の温度を体の外から推測して、熱中症を未然に防いでいくという取り組みをしている会社です」

松井「深部体温って、どの部分の体温ですか?」

安才「例えば内臓、脳、といった体内の温度を指しておりまして、一般的には体の中に温度計を入れて計るというのが主流なんですけど、負荷がかかりますので、体の外から推測できるようにしようという取り組みをしております」

松井「今、安才さんが付けているのが熱中対策ウォッチ カナリアですね。すごく小型でスマートな時計のように見えますね。真ん中にある白い穴は何ですか?」

安才「これはブザーとなってまして、熱中症のリスクが高まると、音と光でお知らせするのですが、真ん中の穴から音が出るようになってます」

島山「色はどこから出るんですか?」

安才「色は穴の上の部分で危ない時は赤く光るということで、ライトで確認できるようになっております」

松井「使い切りタイプなんですね」

安才「熱中症自体が夏に発生するものになりますので、3~4ヵ月の一夏の使い切りという仕組みにしてあります」

松井「開発のきっかけは何だったのですか?」

安才「これだけ今、技術が進んでいるにも関わらず、現場の熱中症対策がかなりアナログであるということ。例えばドリンクを飲むとか、塩飴をなめるとか。ですので、最先端の技術を活用しながら、個人差まで考慮した上で対策をしていくことが重要であると考えております」

松井「開発で一番苦労した点はどんなところですか?」

安才「製品の正しさをどう証明していくのかという部分が一番苦労したと思っています。やはりモノとしてはすぐにできて、実際に使っていただくことができる。ただ、この製品自体が本当に熱中症を防げているのかどうかということを実績として出していく、証明していくということが非常に難易度が高かったと思っています」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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