寄席の「色物」とは? 江戸家小猫の凄さ

寄席の「色物」とは? 江戸家小猫の凄さ

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文化放送が運営する月額550円の落語サブスクらくごのブンカ1200件以上の落語音源や、落語家によるトーク番組を配信している。

毎週月曜日は、若手落語家ユニット「ちょちょら組」(橘家文吾、柳亭信楽、三遊亭ぽん太、立川かしめ)が、『らくごのブンカ』で聴ける様々な音源を紹介する番組「ちょちょらのブンカ」を無料配信中

3月は漫才、漫談、手品、太神楽など、寄席で<色物>と呼ばれる、落語や講談以外の芸を特集。3月13日に配信された最新回では、まもなく五代目江戸家猫八を襲名する二代目江戸家小猫を紹介した。

二代目 江戸家小猫

動物ものまね芸の名手。鶯、蛙、秋の虫、江戸家伝統の芸はもちろんのこと、テナガザル、ヌー、アルパカ、鳴き声を知られていない動物のネタも数多くある。

昭和52年(1977) 東京生まれ・四代目猫八の長男
昭和60年(1985) 親子三代で初舞台を踏む
平成21年(2009) 父、四代目猫八に入門
平成23年(2011) 大学院修了後、二代目「江戸家小猫」襲名
平成24年(2012) 落語協会に入会
平成29年(2017)花形演芸会「銀賞」受賞(国立演芸場)
平成30年(2018)花形演芸会「金賞」受賞(国立演芸場)
平成31年(2019)花形演芸会「大賞」受賞(国立演芸場)
令和 2年(2020)第36回 浅草芸能大賞「新人賞」受賞
令和 2年(2020)第70回 芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)

話題となったのは、2019年4月に二代目江戸家小猫が出演した文化放送の番組「らくごのデンパ」の音源。江戸家小猫によるウグイスの鳴きマネに、ちょちょら組メンバーの立川かしめは「音だけで聴いてると、SEが入ってるのか思う」と感激。

一人前に音が出るようになるまで何年もかかるというエピソードに対し、「落語家は入ったばかりの前座でも高座にあがちゃったりするけど、色物さんは途方もない時間がかかるんだなぁ」とメンバーそろって感心した。

「ちょちょらのブンカ」最新回、そして「らくごのデンパ」のアーカイブ音源は、会員登録のみで無料聴取可能。

また、五代目江戸家猫八襲名披露興行は、2023年3月21日より鈴本演芸場を皮切りに開始する。

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